(2) 説明の仕方
<説明前の言葉>
李 :この契約書につきまして、もしご不明な点がございましたら、遠慮なくご質問ください。
取引先:まだ、ざっと見ただけですから、何とも言えませんが、二、三気にかかる箇所がございます。
李 :どの点でございましょうか。
取引先:例えば、この第二項のこの文案なんですが、・・・。
<図表や数字を使って説明>
取引先:ここがよくわからないのですが、・・・。
李 :はい、この点に関しましては、少しわかりづらいかと思いますので、数字でご説明いたします。・・・(その場で書く、または資料提示)・・・
取引先:なるほど。
李 :ご理解いただけましたでしょうか。
取引先:はい、よくわかりました。
常套表現と解説
・ ~につきまして不明な点がございましたら、遠慮なくご質問ください
~に関しましては少しわかりづらいかと思いますので、数字でご説明いたします。
・ 例えば~の点(・箇所)なんですが、もう少し詳しくご説明いただけませんか
二、三気にかかる点(・箇所)がございます。
問題点をかいつまんで申し上げますと、・・・
・ ご理解いただけましたでしょうか
・~・はこのような内容に関する説明をしたり、説明をしたりするときの常套表現になっていますから、会話例をそのまま覚えて使いましょう。なお、「問題点をかいつまんで申し上げますと」は要点を取り上げる言い方で、ズバリ問題の本質に入っていくときに使います。