6、合資期間延長の提案
合資会社BOIは経営開始から今日まで14年間が経ちました。われわれは8年目に投資資本を回収した上に、倍額の収益が獲得しました。このような結果は非常に喜ばしいことだと思います。
BOI会社の合弁年限は来年の12月末で満期となります。つきましては、その後の合作について今から計画を立てるべきだと思います。率直に申し上げますが、私はこの合資方式でBOI会社を引き続き経営していくことを希望しています。ご覧のように、現状はわれわれ15年前の予測に反し、BOI製品の売れ行きは衰退どころかますます向上し、一昨年からは毎年30%の比率で増加し続けています。こんな時に合資を終始するのは、誠に惜しいことだと存じます。
過去の14年を振り返ると、われわれの合作は双方黙契(もっけい)の中で信頼関係を築き、多くの収益が得られました。この素晴らしい協力関係をずっと維持していくことを心から希望しております。もし御社は合資延長にご異議がないようでしたら、当社としては早速意向書を締結すべきではないかと存じます。その意向に基づき、それぞれ今後の長期計画を立てることができるからです。もし御社に株の比率を調整するご意思がおありでしたら、直接会って相談しましょう。
最後に御社のご繁栄をお祈りいたします。