建設が進められている東京スカイツリーは今日、高さ600メートルを超え、電波塔として世界一の高さになりました。
事業者の「東武タワースカイツリー」によりますと、東京スカイツリーでは、現在、ツリー内部の空洞から「ゲイン塔」と呼ばれる鉄塔を引き上げながら、この塔に地上デジタル放送のアンテナを設置していく作業が進められています。そして、今日午後1時半ごろ、高さが601メートルに達し、自立式の電波塔としては世界で最も高い中国の広州タワーを超えました。スカイツリーは今月中に、634メートルに達し、その後、2つの展望台の内装工事などを行って、来年の春、開業する予定です。