安東 能明(あんどう よしあき、1956年 - )は、日本の推理作家。
静岡県天竜市二俣町(現・浜松市天竜区二俣町)生まれ。静岡県立二俣高等学校、明治大学政治経済学部卒業 。浜松市役所に勤務する傍ら執筆を続け、1994年、「褐色の標的」で日本推理サスペンス大賞受賞(『死が舞い降りた』として刊行)。代理ミュンヒハウゼン症候群をテーマとした『鬼子母神』を書き上げた後、市役所を退職し専業作家となる。2001年、『鬼子母神』でホラーサスペンス大賞特別賞、2010年「随監」で日本推理作家協会賞短篇部門受賞。