ことし話題を集めた人や世相をテーマに作られた「変わり雛(びな)」の展示が東京の百貨店で始まり、サッカーのワールドカップで活躍した本田圭佑選手の変わり雛などが紹介されています。
東京?中央区の「日本橋三越本店」に設けられたひな壇には、ことし話題になった6点の変わり雛が展示されています。このうち「W杯大健闘雛」は、ことし6月の南アフリカ大会で活躍した日本代表の本田選手と、南アフリカの楽器「ブブゼラ」を吹いて応援するサポーターがペアで並んでいます。また、「ゲゲゲの女房人気雛」は、ことし人気となったNHKの朝の連続テレビ小説でヒロインを務めた女優の松下奈緒さんと、アニメキャラクターの「ゲゲゲの鬼太郎」が仲よく並んでいます。このほか会場には変わり雛で戦後から現在までを振り返ることができるように、昭和21年以降の歴代の変わり雛も展示されています。訪れた30代の女性は「ことし1年の出来事をいろいろと思い出すことができて、楽しいです」と話していました。この展示は今月31日まで行われています。