大雨の影響で洪水や土砂崩れが発生したスリランカでは、これまでに少なくとも27人が死亡、36万人を超える住民が避難生活を送るなど、被害が広がっています。
スリランカは、8日から東部のバティカロアなどを中心に豪雨が続き、各地で洪水や土砂崩れが発生しました。スリランカ政府によりますと、これまでに少なくとも27人が死亡し、12人の行方が分からなくなっているということです。また、およそ1万9000棟の住宅が全半壊し、36万人を超える住民が避難施設での生活を強いられています。東部では土砂崩れなどで道路が寸断され、孤立している集落も出ているということで、軍や警察が出動し、安全な場所に住民を避難させるとともに、食料や水、それに、薬を届ける救援活動を続けています。