ベトナム北部の景勝地で世界遺産にも登録されているハロン湾で、17日朝早く、外国人観光客を乗せた船が沈没し、これまでに12人が死亡し、現地の警察はこの中に日本人男性1人が含まれているとしており、ハノイの日本大使館が確認を急いでいます。
地元政府によりますと、現地時間の17日午前5時ごろ(日本時間の午前7時ごろ)、景勝地のハロン湾で、乗客21人、乗員6人のあわせて27人を乗せた船が沈没しました。乗客のほとんどは外国人で、この事故で、これまでに12人が死亡したとしています。地元の警察は乗客の日本人男性1人が死亡したとしており、ハノイの日本大使館が確認を急いでいます。ハロン湾は世界遺産にも登録されている景勝地で、ハノイの北東、およそ200キロにあり、湾内には多くの岩や島々があり、船で湾内を遊覧するクルーズが人気で、毎年、国内や国外から大勢の観光客が訪れています。