アメリカ?カリフォルニア州の高校で、東日本大震災の被災者を励まそうと、1000人の高校生たちが学校の体育館に集まり、一斉に「がんばれ日本!」と呼びかけるビデオを撮影しました。
カリフォルニア州サンディエゴにあるマウント?カーメル高校では、大震災の報道を見たタイラー?キッドさん(15)が、被災者たちを励ますメッセージをビデオで届けたいと思いつき、ほかの生徒たちに呼びかけました。1日、昼休みに体育館で行われた撮影では、1000人の高校生たちが「頑張れ日本!僕たちは君と共にいる」と書かれた横断幕を手に、日本語で「頑張れ日本!」とカメラに向かって呼びかけました。この高校の近くでは、4年前、大規模な山火事があり、多くの生徒が避難所生活を余儀なくされたことがあるということで、学校側ではこうした経験もあり、生徒たちが積極的に参加したと話しています。ビデオ作りを呼びかけたキッドさんは、「私たちが被災者を気にかけていることを知ってもらいたい。このビデオが少しでも励ましになればと思います」と話していました。撮影したビデオは、来週にもインターネットの投稿サイトに載せることにしています。