男子ゴルフのメジャー大会、マスターズ?トーナメントで、ベストアマチュアに輝く活躍をした仙台市の大学生、松山英樹選手が13日に帰国し、「被災地の方からの応援があったからこそ出場できた。いい成績が出せてよかった」と大会を振り返りました。
仙台市の東北福祉大学の2年生、松山選手は、アメリカで行われたマスターズ?トーナメントに日本のアマチュア選手として初めて出場しました。4日間の大会で、アマチュア選手の中でただ1人、予選を通過し、27位と健闘を見せ、大会のベストアマチュアにも輝きました。松山選手は13日午後、航空機でアメリカから成田空港に帰国し、記者会見に臨みました。この中で、松山選手は、震災で仙台市が被害を受ける中で出場を迷ったことに触れ、「被災地の方からの応援メールをもらうなどして、出場を決断できた。いい成績が出せてよかった。自分がここまでできるとは思っていなかったので、びっくりしている」と大会を振り返りました。そして、「今は仙台に帰って、自分ができることで貢献したい気持ちです」と話しました。松山選手は、このあと仙台市に戻り、今週末から被災地を支援するためのボランティア活動を始めるということです。