今のハイビジョンよりも迫力のある映像を表現する、次世代のテレビ放送「スーパーハイビジョン」に対応した液晶テレビを、NHKと大手電機メーカーのシャープが、世界で初めて開発しました。
スーパーハイビジョンは、今のハイビジョンよりも16倍のおよそ3300万の画素数で、圧倒的な臨場感と迫力のある映像を表現できる、次世代のテレビ放送で、NHKは9年後の試験放送を目指して開発を進めています。このスーパーハイビジョンに対応した液晶テレビを、NHKとシャープが共同で、世界で初めて開発し、公開しました。公開された液晶テレビは大きさが85インチで、画面の遠くを走る自動車の様子や花びらの一枚一枚までより鮮明に映し出し、あたかもその場にいるような臨場感を体験できるということです。このスーパーハイビジョンのテレビは、今月26日から29日まで東京?世田谷区のNHK放送技術研究所で一般に公開されます。