東日本大震災の被災地の復興を支援しようと、アメリカ?ニューヨークで、23日、世界的な歌劇場メトロポリタンァ≮ラの歌手たちがチャリティーコンサートを開き、美しい歌声で会場を魅了しました。
チャリティーコンサートは、マンハッタンの教会で行われ、メトロポリタンァ≮ラで活躍する3人のァ≮ラ歌手が、チャイコフスキー作曲のァ≮ラ「スペードの女王」など10曲余りの歌曲を表現力豊かに歌い上げました。メトロポリタンァ≮ラは、東日本大震災の発生を受けて来月予定している日本公演の開催が一時危ぶまれましたが、先月、「日本との連帯を示したい」として実施を発表し、歌手やオーケストラなど総勢300人を越えるメンバーがまもなく来日する予定です。今回のコンサートに出演し、来月の日本公演にも参加するバリトン歌手のエドワード?パークスさんは「日本では心を込めて歌いたいです。現実を忘れてしまうくらい、ァ≮ラの世界に浸ってほしい」と抱負を語っていました。今回のコンサートを企画した、音楽家のグレゴリー?ダゴスティーノさんは「日本の人たちが今でも助けを求めているということを多くの人に忘れないでもらいたい」と話していました。この日のコンサートの収益は、被災地で復興活動をしている団体に寄付されることになっています。