5年前、鹿児島県の小学生が卒業記念として、手紙やクラスの写真を入れて海に流した瓶、メッセージボトルが、太平洋を挟んでおよそ7000キロ離れたアメリカ?ハワイの浜辺に打ち上げられているのが見つかり、地元で話題を呼んでいます。
メッセージボトルが見つかったのは、ハワイのカウアイ島で、15日、浜辺を清掃していた海軍の兵士が見つけました。瓶には手紙が入っており、鹿児島県霧島市の国分小学校の卒業記念として、2006年3月25日に海に流したと、日本語と英語で書かれていました。手紙には「この瓶がどこに流れ着き、誰に拾われるかと考えると、わくわくした気持ちでいっぱいです」と書かれ、最後に有川早紀さんという名前が記されていました。また、小学校を卒業した児童たちの写真も添えられていました。ビンを拾ったジョン?ムーアさんは、「メッセージを受け取ったと学校に手紙を送りたい。日本を訪れるときには、鹿児島にも行ってみたい」と話していました。太平洋を挟んでおよそ7000キロ離れた鹿児島から、5年以上かけて届いたメッセージボトルは、地元のテレビや新聞で伝えられ、話題を呼んでいます。