2014-07-31 60、大江山生野の道の遠ければまだふみも見ず天の橋立。小式...
2014-07-31 059.やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて かたぶくまでの ...
2014-07-31 058.有馬山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする...
2014-07-31 57、めぐりあひてみしやそれともわかぬまに雲がくれにし夜半...
2014-07-31 056.あらざらむ この世のほかの 思ひ出に いまひとたびの 逢...
2014-07-31 55、滝の音はたえて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえ...
2014-07-31 54、忘れじのゆく末まではかたければ今日を限りの命ともかな...
2014-07-31 053.なげきつつ ひとりぬる夜の あくるまは いかに久しき も...
2014-07-31 052.明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほうらめしき ...
2014-07-31 051.かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしもしらじな も...
2014-07-31 050.君がため 惜しからざりし 命さへ 長くもがなと 思ひける...
2014-07-31 049.みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえ 昼は消えつつ 物を...
2014-07-31 048.風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけて物を 思ふこ...
2014-07-31 047.八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は...
2014-07-31 046.由良の門を 渡る舟人 かぢを絶え ゆくへも知らぬ 恋の道...
2014-07-31 045.哀れとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬ...
2014-07-31 044.逢ふことの 絶えてしなくは なかなかに 人をも身をも 恨...
2014-07-31 43、あひみてののちの心にくらぶれば昔はものを思はざりけり...
2014-07-31 42、契りきなかたみに袖をしぼりつつ末の松山波こさじとは。...
2014-07-31 041.恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひ...