コーヒーって、飲む時間や量で、時には健康・美容にプラスにもマイナスにもなることをご存じですか? そんなコーヒーにまつわるいくつかの知っているようで知らない事実を、海外の健康・美容系女性誌『Women’s Health』の記事を参考にご紹介しましょう!
■1:眠気をブロック
「コーヒーを飲むと頭が冴える」というのは気のせいではなく本当の話。コーヒーに含まれるカフェインが血液中に入るとそのまま肝臓へ行き、“アデノシン”という眠気を誘う化学物質をブロックして、頭をクリアにしてくれるそうです。
だから、朝まだ眠いときにコーヒーを飲むのは正解なんです。カフェインは血液の循環を促すので、1杯で目がパッチリ覚め、頭もスッキリします。「さあ、今日も頑張ろう!」という気持ちになるはずです。
会社のお昼休み後にも1杯飲んで、眠気覚ましにしたいですね。
■2:病気の予防と美容効果もあり
血液の循環を改善することで知られるコーヒー。脳にも多くの血液が循環するようになるためか、日本人にも発症することが多い“認知症”を防ぐ効果があるそうです。
そのほかに、糖尿病などの成人病や、体内の炎症、パーキンソン病の予防効果もあるとのこと。
血液循環の効果は肌にもあり、顔色が明るくなるそうですよ!
■3:摂取には限度あり
上記のように健康改善の効果を持つコーヒーですが、その反面、過剰摂取は危険なこともあります。眠気をブロックする効果は、逆に言えば不眠症などにもつながり、数々の健康・美容上の問題を引き起こすことも。
米食品医薬品局(FDA)は、カフェインの摂取について1日400mgまでが好ましいとしているそうです。普通のカップで4杯分だそうですが、カフェインの効果は5~6時間にわたることもあるそうですので、朝1杯、昼1杯でも十分そうですね。
■4:中毒性もある
「会社で1日中コーヒーを飲んでいる」という人はいませんか? もしかしたら、あなたはカフェイン中毒かもしれません!
コーヒーには、脳に快楽物質であるドーパミンを分泌する作用もあるそうです。このドーパミン効果がコーヒーを飲まないと得られない、と思い込んでいる人は要注意! コーヒーの代わりにエクササイズを試すなど、他の手段でドーパミンを分泌させるように心がけたほうがよいでしょう。
カフェインは無臭の物質ですが、中毒性もあり、飲みすぎて頭痛や不眠症が起きる可能性もあるそうです。1日の摂取量には気をつけましょう。
■5:フィットネス&スポーツにも効果的
血液の循環をよくし、快楽物質を分泌、頭をクリアにして内臓により多くの酸素を届けるというカフェイン。
当然のごとく、フィットネスやスポーツのパフォーマンスにもよい影響を及ぼすそうです。朝1杯のコーヒーを飲んだら、そのまま外に出てジョギングやウォーキングへ出かけてみましょう!
以上、知っているようで知らなかった“コーヒーにまつわる意外な事実”をご紹介しましたが、いかがでしょうか?
摂取限度を理解すれば、健康改善に貢献してくれる味方ともなりうるコーヒー。自分の好きな銘柄を選んで、毎朝の小さな贅沢にしてみるのもいいかもしれませんね。