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日语小故事:精明的商人

时间: 2011-01-27    作者: jpstudy    进入日语论坛
核心提示:精明的商人,单只就够了 どんな上等なものでも、ペアにならないと、一銭の価値もないものがあります。靴や手袋がそうです。私が高いメッシュの靴を買い、仲間とワゴン車で九州
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  精明的商人,单只就够了

 

  どんな上等なものでも、ペアにならないと、一銭の価値もないものがあります。靴や手袋がそうです。私が高いメッシュの靴を買い、仲間とワゴン車で九州往復のドライブをしたのですが、靴を脱いでシートに座るため、休憩ごとにはいたり脱いだりするのです。帰ってみると、どうしてもかたっかたがないのです。バカを見ました。
  ある春の初め、横浜港へ大量の靴が輸入されました。それも片方ずつの包装です。
  受取人は日本のシューズメーカー。輸出国はイタリアです。どれも一流のブランドの高級婦人靴です。片方だけでは売り物にならないので、わざとばらばらに輸入したのかと、税関のお役人さんが、そこら一面にずらりと並べてみました。だが左右の大きさが異なるもの、色やへいがそろわないものばかりです。
  輸入業者が呼ばれました。。
  その業者の説明によると、?靴製造技術無効に教材として輸入したもので、研究用だから、片っ方だけで十分ですよ。それに一足ずつ買えば、あちらで高いものにつきますよ。?と言うのです。
  ごもっても。商品ではないので税金は取られませんでした。
  秋の全国会議が終わって、懇親会となり、横浜港の税関市と神戸の税関しに座りました。
  春先に片っ方ばかりの靴が教材として輸入されたことがあるが、ヨーロッパでは、片っ方だから、と安く売るのかね。


  译文对照:
  即使是再好的东西,如果不成双,往往就会一文不值。鞋和手套便是如此。一次,我买了一双很贵的网眼鞋,穿着它和朋友一起开面包车去九州旅行。往返之间,由于是脱了鞋坐在座位上,所以,每逢休息时就总是又穿又脱的。结果,回来以后有一只鞋怎么也找不到了,只好自认倒霉。
  有一年的早春,从横滨港进口了一大批鞋,竟也全都是单只的。
  收货人是日本的鞋厂。出口国家是意大利,全部是世界一流的名牌女鞋。
  单只鞋并不能作为商品买卖,会不会是故意地把成双的鞋拆开包装然后进口的呢?海关的负责人这么想着。但当他们把所有的鞋都摆到外边时,发现所有的鞋大小不同,颜色各异,全都是不成对的。
  进口商被叫到了海关处。
  据那个进口商说:“这是为了提高制鞋的技术而进口的样品。因为用于研究,所以仅单只就足够了,再说,如果每种都买一双,在那边要花很多钱。”
  言之有理。因为不是商品,所以没有对其征税。
  秋季的全国海关会议结束后,接下来是联谊会,横滨港的海关工作人员和神户港的工作人员坐到一块了。喝了点酒后,便高兴地闲谈起来。这时,神户的海关工作人员说了这么一件事。“今年开春时,从我们那儿进口了一批清一色的单只鞋,说是做研究的。在欧洲,单只鞋会买得便宜吗?”
  “噢,糟了!”横滨的海关工作人员发现不对劲了。因为两个港口的鞋正好配对,无疑可以卖上好价钱。

 

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