役者・劇団員の仕事は「舞台や映画などに出演し、その作品の登場人物を演じること」です。
作品には脚本や台本があるので、作品全体の背景や意図などを自分なりに考え、しっかりと理解したうえで、そこに書かれたセリフを覚え、声と身体を使って表現します。
他の共演者や監督、スタッフなど大勢の人と一緒に作品を作り上げていくため、チームワークやコミュニケーション能力も大切。
もちろん、自分自身の演技スキルを磨くことは必須です。
芸能事務所や劇団に所属している人もいれば、養成所に通いながらオーディションに応募し、出演を目指す人もいます。
給料は、たいてい「1ステージあたり○○円」というギャラで支払われます。
この仕事だけで生活できる人は一握りで、かなり多くの人が他でアルバイトをして生活費をまかなっていると言われます。