舞妓とは、芸妓になるための見習いをしている15歳〜20までの女性のことであり、唄や踊り、三味線などで宴席の場で芸を披露します。
置屋の女将さんの面接を受け、認められれば舞妓となることができます。
特に学歴や資格は必要でははりませんが、身長、容姿、雰囲気などが問われます。
舞妓として採用された後は、原則的に置屋というところに住み込み、他の舞妓と共同生活をしながら、さまざまな習い事をしていきます。
舞妓の身分のうちは給料は出ませんが、生活費や衣装代、習い事にかかる費用は、置屋が負担します。
芸妓となると自分の力で稼ぐことができるようになる一方、着物代や生活費などすべてを自分で負担しなければならなくなるため、芸妓とならず日常生活に戻る人も少なくありません。