スポーツの審判には、その競技のルールに従って、試合を厳格、かつスムーズに進行させる役割があります。
審判が「試合開始」を宣告しなければ試合は始まりませんし、審判の判定が勝敗に大きく影響します。
審判は極めて重要な存在ですが、日本で審判の収入だけで生活できるのは、プロ野球とサッカーの一部の審判だけです。
それ以外のスポーツは他に本職をもったり、アルバイトをしながら、少ない報酬で審判活動を行っているのが現実です。
審判になるには、その競技連盟(協会)が設けた資格を取得します。その資格に応じて審判のできる大会や試合が決まります。
競技経験はなくても構いませんが、競技やルールに対する深い理解力や集中力、体力、そして、高い人間性が求められる職業です。