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第9章 恐きょう怖ふの敗北 Grim Defeat(19)

时间: 2023-03-27    进入日语论坛
核心提示:誰も何にも言わない。恐ろしい真実が、石のようにハリーの胸の中に沈み込こんだ。「僕ぼくたち、まさか負けた?」「ディゴリーが
(单词翻译:双击或拖选)

誰も何にも言わない。恐ろしい真実が、石のようにハリーの胸の中に沈み込こんだ。

「僕ぼくたち、まさか……負けた?」

「ディゴリーがスニッチを取った」ジョージが言った。

「君が落ちた直後にね。何が起こったのか、あいつは気がつかなかったんだ。振り返って君が地面に落ちているのを見て、ディゴリーは試合中止にしようとした。やり直しを望んだんだ。でも、向こうが勝ったんだ。フェアにクリーンに……ウッドでさえ認めたよ」

「ウッドはどこ?」ハリーは急にウッドがいないことに気づいた。

「まだシャワー室の中さ」フレッドが答えた。「きっと溺死できしするつもりだぜ」

ハリーは顔を膝ひざに埋うずめ、髪かみをぎゅっと握にぎった。フレッドはハリーの肩をつかんで乱暴に揺ゆすった。

「落ち込むなよ、ハリー。これまで一度だってスニッチを逃のがしたことはないんだ」

「一度ぐらい取れないことがあって当然さ」ジョージが続けた。

「これでおしまいってわけじゃない」フレッドが言った。

「僕たちは一〇〇点差さで負けた。いいか? だから、ハッフルパフがレイブンクローに負けて、僕たちがレイブンクローとスリザリンを破れば……」

「ハッフルパフは少なくとも二〇〇点差さで負けないといけない」ジョージだ。

「もし、ハッフルパフがレイブンクローを破ったら……」

「ありえない。レイブンクローが圧あっ倒とう的てきに強いさ。しかし、スリザリンがハッフルパフに負けたら……」

「どっちにしても点差の問題だな。……一〇〇点差が決め手になる」

ハリーは横になったまま黙だまりこくっていた。負けた。……初めて負けた。自分は初めてクィディッチの試合で敗やぶれたんだ。

  没人说话。可怕的事实像石头一样沉到哈利心里。
“我们没有—— 失败吧?”
“迪戈里抓到金色飞贼了,”乔治说,“就在你跌下来之后。他不明白发生了什么事。等他回头一看,看到你跌在地上,就打算中断这场比赛,想重新赛一场。但是他们胜得公平,胜得光明磊落..就连伍德也承认这一点。”
“伍德在哪里?”哈利说,突然发现伍德没在场。 
  “还在雨里淋着呢,”弗雷德说,“我们想他打算淹死自己呢。”
哈利把脸埋在两膝之间,两手抓住头发。弗雷德抓住哈利的肩膀,粗暴地摇着。
“好了,哈利,你以前总是能抓到金色飞贼。”
“总会有一次失手的。”乔治说。
“比赛还没有结束,”弗雷德说,“我们丢了一百分,对不对?所以,如果赫奇帕奇输给拉文克劳,而我们又打败了拉文克劳和斯莱特林......”
“赫奇帕奇至少要丢二百分。”乔治说。“但如果他们打败了拉文克劳..” 
  “没门,拉文克劳太棒了。但如果斯莱特林输给了赫奇帕奇......”
“这都要看分了—— 不管谁输谁赢,都是一百分的事—— ”
哈利躺在那里,一句话没说。他们输了......他还是第一次在魁地奇比赛中输掉。 

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