返回首页
当前位置: 首页 »日语阅读 » 天声人语 » 正文

盛夏消瘦 初秋乏力

时间: 2015-08-30    进入日语论坛
核心提示:先日に続いて子規と漱石の話だが、親友だった2人には掛け合いのような俳句がある。百人一首でよく知られる〈忍ぶれど色に出(い
(单词翻译:双击或拖选)
先日に続いて子規と漱石の話だが、親友だった2人には掛け合いのような俳句がある。百人一首でよく知られる〈忍ぶれど色に出(い)でにけり我が恋はものや思ふと人の問ふまで〉をもじったもので、子規はユーモラスに〈忍ぶれど夏痩(なつやせ)にけり我恋は〉と一句を仕立てた。
继续前几天谈到的子规与漱石的话题,身为好朋友的2人曾写过对应一类的俳句。仿效在百人一首中广为人知的那句“虽藏心中却流露于色,有人询问,我之所恋”,子规幽默地写到“虽藏匿于心,我之所好,乃夏日减肥”。
 
片や漱石は、「正岡子規へ送りたる句稿」として〈物や思ふと人の問ふまで夏痩せぬ〉。ともに明治29年の作だ。句作のいきさつや、あとさきは寡聞にして知らないが、2人して悠々と興趣の世界に遊ぶかに見える。
另一方面,漱石在《赠正纲子规之诗句》中写到,“睹物若有思,夏天莫消瘦,直至有人问”。这两句都是明治29年的作品。虽然我对这两句诗句的起因原委不怎么清楚,但是从中却能看到两人悠然自得地遨游在兴趣的世界之中。
 
そのころ、子規は東京に、漱石は熊本に住まっていた。体ひとつで高温多湿に耐えるしかなかった時代である。夏痩せする人は多く、その言葉は万葉の昔からあった。時は移って、いまは夏場の「冷え」に注意が必要という。
那时,子规住在东京,漱石住在熊本。在那个时代,只能凭借肉体忍受高温多湿的环境。夏日消瘦的人因此也有很多,这个词从万叶集那个年代就有了。时光飞逝,在当今的夏日,需要注意“寒冷”。
 
室内も車内も冷房は備わり、多種多様な氷菓も手招きをする。体の外からも内からも冷やされて、疲れやだるさを呼び込みがちだ。〈一匙(ひとさじ)のアイスクリムや蘇(よみがえ)る〉子規。これぐらいなら、体に障ることはなかったろうが。
无论是室内还是车内,空调已必不可少。各类冷饮也在诱惑着人们。体内体外都因此而受凉,这样一来就容易陷入疲惫。子规有这样一句诗,“一勺冰激凌,唤醒苦热人”。如果是这种程度的话,想必不会对身体造成障碍吧。
 
高校野球は幕を閉じて、あすは暑さが収まる候とされる二十四節気の処暑。なるほど、朝夕は秋の走りの空気を感じる。といっても残暑は油断ならないし、少しゆるんだ暑さのなかで、ひと夏の疲れが出るころでもある。
高中棒球闭幕了,明天就是被认为是收起暑气的二十四节气中的处暑。怪不得早晚有种走在秋天中的感觉。话虽如此,但是对于残暑也是大意不得,在暑气稍有缓和之际,也是一整个夏日的疲倦爆发之时。
 
「秋バテ」という言葉を、昨今ときどき耳にする。夏場に体を冷やして自律神経の働きが乱れ、それが秋への変わり目に現れてくるという。文明病であろう。夏痩せより手強(てごわ)いかもしれない。
最近时不时就听到“秋乏”这个词。因为在夏日环境中身体受寒,导致自律神经紊乱,并在季节转向秋季之时爆发出来。这是文明之病。或许这比起夏日消瘦更为棘手。
 
轻松学日语,快乐背单词(免费在线日语单词学习)---点击进入
顶一下
(0)
0%
踩一下
(0)
0%

[查看全部]  相关评论