往年的系列电影《男人艰辛》中,总是惹得鸡飞狗跳的“タコ”(Tako)社长是一个不可或缺的角色。他在寅先生的老家经营着一家乡镇企业,经济的波动令其非常辛苦。在1970年代经济高度持续成长时期的作品中,他为人手不足而烦恼。
「何しろ手がなくて手がなくて」とぼやき、従業員の独立騒ぎに慌てる。新入りになんとか定着してもらおうと、やたらと丁寧に話しかける。「いま暑いですけどね、来年は冷房を入れる予定です」。
“不管怎么说,就是人手不够”,他一直为此在抱怨,并为员工的离职而手足无措。为了让新员工留下来,他夸下海口,讨好地说,“虽然现在很热,但预计明年就会装上空调。”
タコ社長がいたら、ぼやいたり、慌てたりしているかもしれない。人手不足が全国的に広がっているようで、2月の失業率は22年2カ月ぶりに3%を下回った。日銀の調査でも、人員が「不足」と答える企業が増えている。
如果这位“タコ”面对当下此情此景,或许又会抱怨、慌张了吧。人手不足的问题正向全国蔓延,2月份的失业率时隔22年零2个月再次跌至3%以下。日本银行的调查也显示,回答人员“不足”的企业正在增加。
旅行会社てるみくらぶが破綻(はたん)して内定が宙に浮いた58人も、引く手あまたのようだ。約180社から「採用したい」との問い合わせが厚生労働省に寄せられたと、先日の記事にあった。「明日から出社しても大丈夫」との話もあるというから驚く。不況期に相次いだ内定切りのような悲痛さは見られない。
就连因旅行社“てるみくらぶ”(Tell me club)破产而重新求职的58名内定录用员工也有很多企业想要聘用。前些日子有报道称,大约有180家企业向厚生劳动省发去了“想要录用他们”的问询函。甚至有企业称“明天就能上班”,这令我大吃一惊。在经济萧条期经常出现的内定取消之类的悲伤场景已经完全看不到了。
かつての就職氷河期。若者を使いつぶす「ブラック企業」の横行。若い人に冷たい経済が、これまではびこりすぎた。仕事を求める人が迎えられ、育てられる世の中でなければ。そこへ進むための好機が、この人手不足であろう。
在过去就业冰河时期,摧残年轻人的“Black 企业”四处横行。冷酷对待年轻人的经济竟然会沦落到如此境地,真是令人意想不到。求职的人受到欢迎,并获得培养机会,如果社会本质不是这样……。而推动社会向此发展的好机会,就是人手不足。
保育にお金を出したり、勤務地を配慮したりと、従業員の暮らしを考える動きも少しずつ出ている。ワークもライフも見つめ直したい4月である。
支付育儿费,考虑上班地点,关心员工的日常生活,诸如此类的行动也会一点点出现吧。在这4月,无论是工作还是生活,希望我们都能重新看待。