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熊本地震 一周年祭

时间: 2017-04-19    进入日语论坛
核心提示:「膝(ひざ)の下から引き裂けて、草叢(くさむら)の中を引っぱられていくような、かつて経験したことのない痛みだった」。熊本
(单词翻译:双击或拖选)
「膝(ひざ)の下から引き裂けて、草叢(くさむら)の中を引っぱられていくような、かつて経験したことのない痛みだった」。熊本で地震に襲われたときのことを作家の石牟礼道子さんが本紙西部本社版に書いている。わずかな食料や原稿用紙を持ち出そうとしたところで気絶した。
 
“腿自膝盖以下如同被撕裂一般,感觉要被拖入草丛之中,我曾来没有经历过这样的疼痛”,在熊本经历了地震的作家石牟礼道子女士在本报西部总部版上如此写道。她原本打算抢救出一点食物和稿纸,但却不幸晕倒了。
 
たいした傷ではなかったというが、1日あまり後に「本震」の揺れにあい、病院に運ばれた。退院して老人ホームに戻ったものの「自分の居場所がない」との気持ちが深まった。「もともとそういう気がしていたのに、この地震であちこち移されたので、いっそう居場所がないという虚無感が強まったのだろうか」。
 
虽然身上的伤并不严重,但一天后又经历了“本震”(强度最大的一次地震),所以被送去了医院。出院后她回到了养老院,但她越来越忧郁,认为“没有容身之所”。“原本就有这种感觉,在这次地震中疲于奔命,令她愈发加剧了‘没有自己可去之地’的虚无感。”
 
熊本地震からきょうで1年になる。いつも通りの暮らしができず、不自由を強いられている方も多い。いまも4万を超える人が応急仮設住宅などで生活している。
 
今天是熊本地震一周年纪念日。很多人感觉无法像过去那样生活了,不自由的感觉愈发强烈了。现在仍有超过4万人住在临时避难所。
 
〈眠られぬ夜がつづきて眼冴ゆ車があまた並ぶグラウンド〉塚本諄。余震をおそれての車中泊であろう。昨年夏に特集を組んだ雑誌「現代短歌」を開くと、避難生活のつらさが伝わってくる。〈すり足に父が夜道へ歩みだすトイレは遠き横降りの雨〉浜名理香。
 
“长夜无眠,停车场内车满为患”,这是冢本谆所吟之诗。由于害怕余震,他睡在车里。翻开去年夏天编撰的特刊《现代短歌》,里面讲述的都是人们避难生活的艰辛。“父亲拖着腿,夜半疲奔波,厕所奈何远,天又连夜雨。”
 
地震で50人が命を落とした。その後に170人が亡くなり、災害関連死とされた。揺れが収まっても終わらない長き戦いがある。ケアを続けて、孤独にならないようにすることが、いかに難しいことか。
 
地震当场造成50人丧生,随后又有170人殒命于地震并发灾害。地震虽然平息了,但漫长的避难生活仍等待着他们。持续进行护理,不让灾民感到孤独又是何等的困难啊。
 
約2千の活断層が走る日本である。いまの暮らしが明日にも断ち切られることを想像してみる。命をつなぐために、何ができるのかも。
 
在日本大约有2000条处于活动的断层带。试想一下,现在的生活很有可能在明日戛然而止。为了延续生命,我们究竟能做些什么呢?
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