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分身之术 实在拙劣

时间: 2017-05-15    进入日语论坛
核心提示:「自民党総裁としての考え方は相当詳しく読売新聞に書いてある。ぜひそれを熟読していただいてもいい」。今週初め、安倍晋三首相
(单词翻译:双击或拖选)
「自民党総裁としての考え方は相当詳しく読売新聞に書いてある。ぜひそれを熟読していただいてもいい」。今週初め、安倍晋三首相の放った言葉が尾を引いている。
 
“我作为自民党总裁的想法已经详细地记录在了读卖新闻中了。希望大家能好好去看看。”本周初,安倍首相的发言正在不断地发酵。
 
読売新聞のインタビューなどで、首相は9条に自衛隊の存在を明記し、2020年に施行したいと語った。なのに「あれは党総裁としての発言。国会は首相として答弁する場」と説明をはぐらかす。
 
在读卖新闻的采访中,首相说,他将在宪法第九条中清晰地注明自卫队的地位,并将在2020年施行新宪法。然而他对此的解释却是闪烁其词,说:“这是作为自民党总裁的发言。而国会的答辩是基于首相的立场。”
 
今週、「分身?」という風刺画が岐阜新聞や琉球新報など地方紙に載った。私人と公人を使い分ける妻、首相と党総裁を使い分ける夫を皮肉った。
 
本周,一幅名为《分身?》的讽刺画上了岐阜新闻、琉球新报等地方报纸。其讽刺了巧妙地将自己分为私人和公职人员的安倍夫人以及将灵活运用首相和党派总裁身份的首相。
 
「日刊ゲンダイを読んでみて下さい。これが萎縮している姿ですか」。首相は昨年も、そんな答弁をしている。政権批判の編集方針で知られる夕刊紙の名を挙げ、自分はメディアを萎縮させてはいないと訴えた。珍妙な論法だった。
 
“请大家去看一下日刊《现代》。难道这就是所谓的萎缩状态?”去年,首相答辩时也是这类风格。他列举了一家以批判政权著称的晚报名字,以此向公众表明自己不会被媒体唱衰。这真是非常巧妙的辩论方法。
 
今回ははるかに深刻である。国会で答弁することは首相にとって本務中の本務だろう。憲法を尊重する義務のある行政府の長が改憲を唱えるのはどうかと思うが、それ以上に首相と党総裁の使い分けが目にあまる。安倍晋三氏は常に安倍晋三氏である。真意を国会で一から説明する責務があろう。
 
而这次的印象令人尤为深刻。在国会答辩对首相来说,是本职工作中的本职工作。有着尊重宪法义务的政府之长是否会宣扬修宪呢?由于产生的首相和党派总裁之间的灵活转换也令人目不暇接。安倍晋三就是安倍晋三,他负有在国会上如实说明真意的义务。
 
畑違いを承知で例えるならば、落語家が噺(はなし)を投げだして「あらすじを書いた本でも買って熟読を」と開き直るようなものか。八代目桂文楽の引退を思い出す。口演の途中で言葉に詰まり、「勉強し直して参ります」と高座を降りた。おのが本分を果たせぬことを悟って復帰せず、言い訳もしなかった。
 
请原谅我在这里打个不恰当的比方,这不就宛如相声表演者讲了一个故事后突然转变态度让听众“买本写有该故事大纲的书好好看看”。我想起了第八代桂文乐退休时的一件事情。他说过,当他一旦在表演中出现语塞,他就会从讲台上走下来,并说道“我会去重新学习。”如果没有领悟到自己的本分就不会回来,没有任何借口。
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