古来日本人の旅の目的の一つは?旅を旅すること?でもあった。?旅を旅する?とは古人のしたのと同じ旅をすること、つまり昔の人の旅の跡をたどることである。従って、日本人にとっての旅とは[ ]ではなく、既知の世界を確認する要素が大きかったと言えよう。それ故、ふらりとあてのない旅に出るようなことはあまりなかった。価値のある旅とは、むしろ先人が訪ね、記し、歌に残した由緒のあるコースを自分も同様に歩いてみることであった。
●既知 知っていること
●由緒 古い歴史がある
●歌に残す 歌を作り、歌の中にその場所の様子を表す
1、[ ]に入る文として適当なものはどれか
既知の世界をあてもなく歩くこと
既知の世界を発見すること
未知の世界を発見すること
未知の世界を確認すること
2、?昔の人の旅の跡をたどる?と対立するものはどれか
あてのない旅に出る
歌に残っている場所を訪ねる
旅を旅する
先人が記したコースを歩く
3、由緒の読み方はどれ
ゆいしょ
ゆうしょ