考えるという能力はどうして人間だけに与えられているのだろう。無論、動物も動物なりのやり方で考えるに違いない。しかし、彼らは決して人間のように考えることはない。それでは、人間だけにできる思考とは一体何なのか。端的に言うと、それはものごとを抽象化して検討することである。直感的に思いつくこと、感覚的にとらえること、これれも「思考」の一部ではあるが、言葉は必要とされない。けれども、ものごとを秩序立てて整理し検討するためには、何といっても言葉を使って抽象化するという作業が必要で、言葉による抽象化の能力が要求されるわけである。そして、それこそ[ ]。
●端的に言うと はっきり言うと
1、[ ]に入る文として適当なものはどれか
動物にはなく、人間だけが持つ能力である
動物にも人間にも必要である
動物は動物なりに持つ能力なのである
人間と動物が持つ能力である
2、秩序の読み方はどれ
ちじょ
ちじょう
ちつじょ
ちつじょう
3、「動物にもできる思考」は次のどれか
ものごとを抽象化して検討すること
ものごとを秩序立てて整理すること
感覚的にとらえること
言葉を手段にして考えること