初级阅读（223）

　かつて陸上には、強い紫外線が容赦なく照り付けていました。このため、当時の地球で、生命が存在できる場所は水の中などに限られていました。それは紫外線が生物を作るさまざまな物質を分解するからです。生命の身体を作るためには膨大な情報を蓄えるＤＮＡは、神秘的なまでに複雑でもろい、生命の核心です。オゾン層のない当時の地球で、紫外線を吸収できるのは水だけでした。生命が誕生したと言われている④０億年の前から、生物は長い長い時間を水中でしか生きることができなかったのです。

　しかし、酸素を発生する生物の登場がその後の地球に劇的な変化をもたらしました。水中から大気へ、生物が大量の酸素を放出し始めたのです。大気中の酸素が増加すると、その一部は大気の上層でオゾンに変化します。オゾンは陸上を生物にとって安全な場所に変えました。

 

1、地球環境の変化過程の正しい順序は次のどれか。

①生命が水中に存在する→酸素を発生する生物が登場して酸素を放出し始める→酸素が増加してその一部がオゾンは変化する→オゾンは陸上を生物にとって安全な場所に変える→生命が陸上に存在する

②生命が水中に存在する→オゾンは陸上を生物にとって安全な場所に変える→酸素を発生する生物が登場して酸素を放出し始める→酸素が増加してその一部がオゾンは変化する→生命が陸上に存在する

③生命が陸上に存在する→オゾンは陸上を生物にとって安全な場所に変える→酸素を発生する生物が登場して酸素を放出し始める→酸素が増加してその一部がオゾンは変化する→生命が水中に存在する

④生命が陸上に存在する→酸素を発生する生物が登場して酸素を放出し始める→酸素が増加してその一部がオゾンは変化する→オゾンは陸上を生物にとって安全な場所に変える→生命が水中に存在する

 

2、上の文章の内容とあっているものはどれか。

①地球上の生物が④０億年前誕生した。

②最初、酸素を発生する生物が水中で生存した。

③酸素を発生する生物は地球の一番早い生命である。

④強い紫外線が容赦なく照り付けていたとき、生命が地球で存在できない。

 

3、地球上の生物は、なぜ長い長い時間を水中でしか生きることができなかったのか。

①陸上には、強い紫外線が容赦なく照り付けていたから。

②紫外線が生物を作るさまざまな物質を分解するから。

③紫外線は生命の中核としてのＤＮＡをたやすく破壊してしまうから。

④そのとき、オゾン層はまだ形成されていないから。

 

4、この文章の一番いいテーマは次のどれか。

①生命の起源

②オゾン層とは何か

③紫外線とＣＮＡ

④酸素の発生と生物の登場