従う、という。
たしかに、言葉に表してみてはじめて自分の考えのつまらなさが分かることがある。何かすばらしい考えでもあるように思っているだけである。後世の哲学者はみなこの意味のことを言っている。
考えるというのは、言葉や文字で考えるのである。言葉になったものが考えなのである。
1、この文章の内容に最も近いものはどれか。
①言葉で表せなければ、本当に考えたことにはならない。
②本当に考えていれば、言葉に表す必要はない。
③いい考えというのは、言葉に表せないものだ。
④言葉に表せるのは、たいていつまらない考えである。