初対面ではおとなしく、付き合いやすそうな感じで、相手への挨拶や気配りが行き届く。自分の周囲の人々と波風を立てないように、自分の感情や欲求、意見などは抑制する。しかし、物柔らかで、付き合いやすそうに見えても、なかなか人に心を開かない一面もある。言い換えると、内面は頑固で激しさがあり、怒りやすいのも一番である。すなわち感情性が強く、その上完全主義ででプライドが高く、人に軽蔑されることをなによりも嫌う。自分の抱いた意見は容易に変えず、穏やかに相手に合わせているように見えても、心の中では頑として、自説を守っていることがよくある。自分のプライドを傷つけないために、自分の本心とは逆の表現をとることがある。従って、А型の人の本音を知るためには( )が、よく知り合えば、思いやり、献身性、意外な無邪気さに触れることができる。
取っつきにくいが率直で話せば分かるB型
B型の印象には二つのタイプが見られる。その一つは、何となく、取っつきにくい感じである。それがある時には、おずおずした引っ込み思案の人に見えるが、またある時には、無愛想で、恐ろしげにさえ見える。もう一つのタイプは、陽気で気さくで、ざっくばらんなタイプである。だがどっちのタイプも、つまりはB型の人が付き合いの形式的な習慣や挨拶に、なかなか習熟できない天性から来ている。挨拶や付き合いが苦手だと思うと引っ込み思案になり、開き直って挨拶抜きになると、気さくに見える。またB型は言いにくいことも歯に衣を着せず、ずばずば言う。しかし悪気は毛頭なく、腹の中はあけすけで、こんなに気楽相手はいない。話し合えば、すぐに心を開き、だれかれ区別なく親しみ相手の立場を理解し、人情味もある。そのかわり、B型は平素はマイペースの行動をとり、周囲に気を使わないので、自分勝手な人と誤解されることが多い。B型に対しては、その日常の言動を見て、人間性の善悪を決めるべきではない。話せばわかる人と考えたほうがよい。
1、( )には入るのはどれか。
①取っつきにくい
②時間がかかる
③自分の意見を抑制する
④ずばずば言う
2、А型やB型に対する紹介について、正しいものはどれか。
①B型の人は初対面ではおとなしく、付き合いやすそうな感じをする。
②А型の人は言いにくいことも歯に衣を着せず、ずばずば言う。
③長く付き合えば、А型やB型の人の隠れた本心が知ることができる。
④B型の人は挨拶が苦手なので、無愛想に見えるが、挨拶を抜けば、気さくに自分の考えを打ち明ける。