また、日本では、人の家を訪問する時手土産を持っていくのが普通である、ということは少し日本語を勉強した’外国人ならたいてい誰でも知っていて、自分たちも日本人の家を訪ねる時、デパートにでも寄って手土産を用意して行く。そこまではいい。ところが、日本人がもらった手土産をどうするか知らないと、少々厄介なことになる。手土産をあげると、相手はそれに対してお礼を言い、その手土産を自分の横か仏壇のそばでも置いてしまう。アメリカだったら、すぐ開けて中を見る場合が多いのに、ぜんぜん開けて見ようとしない。私の手土産に興味がないだろうか、などと余計なことを考え始めてしまう。日本人は、お客の目の前でもらった物を開けるのははしたないとでも考えるためか、普通はお客が帰ってから開けてみる。それを知っていれば余計な心配をする必要がない。
1、「これ」とは、ここではどういうことか。
①日本にはパーティーや食事に招待されてごちそうになったら、次に会った時に一言お礼を言うべきこと。
②日本語
③お礼を言うことによって、共通の楽しい時間を過ごしたことを確認し、もっとよい人間関係を築いていくこと。
④日本人の習慣
2、「相手の日本人に不快の念を持たれてしまうことがよくある」とはなぜか。
①日本人の習慣を忘れてしまうから。
②日本人の習慣を無視しているから。
③日本人の習慣について勉強したことがないから。
④日本人の習慣がよくわからないから。
3、日本人はなぜ「その手土産を自分の横か仏壇のそばにでも置いてしまう」か。
①その手土産を大切にするから。
②その手土産に興味がないから。
③お客の目の前でもらった物を開けたくないから。
④お客の目の前でもらった物を開けたら失礼だと思われるから。
4、「余計なことを考え始めてしまう」には誰か。
①手土産を受ける日本人
②手土産をあげる日本人
③手土産をあげる外国人
④手土産を受ける外国人