乗るやいなやじきに目的地に到着となる新幹線ではもはやラブストーリーは生まれそうにない。
何もかも便利で速くなったぶん、人の触れ合いも表面的になっていく。
より速く、より快適にとむろん私もそう願っている1人なのだが、その色とりどりの思い出や出会いが詰まった夜汽車を思い出すとき便利さとはひょっとしたらとても淋しいことではないかしら、と思ってしまうのだ。
1、筆者が言いたいことと合っているものはどれか。
①これからの社会は、夜汽車のような存在を復活させる必要がある。
②これからの社会は、何もかも便利で速くなってもやむをえない。
③便利さは、必ずしも人間の生活にプラスとはならない。
④新幹線ではラブストーリーは生まれるはずがない。