しかしある年代に入ると、私たちは心で思うことと、それを実行することは同一には行かないことが分かってくる。口で言うことと実際にできることの間には常にずれがあるし、Aすると言ってBしかできないことなどいっぱいある。それでも、それをあえて「( )」とは言わない。もしこうした「ウソ」を自分に認めてあげなければ、実現できそうにもない自分を、あたかもできるかのように演出し続けなければならなくなり、結果的にもっと大きな嘘をつく自分を創り出すはめになるのである。
注:はめにはる:よくない境遇になる
1、( )に入る適当な文はどれか。
①嘘は許されない
②嘘をついた
③嘘をついていない
④嘘は必要だ