人類は、非常に古い時代から、植物や動物を交配して改良したり、また酒やみそなどの食品を作るために微生物を利用したりするなど、生物の持つ機能を上手に活用してきた。遺伝子組み換え技術とは、このような生物持つ機能を上手に利用するために開発された技術の一つである。ある生物から目的とする有用な遺伝子だけを取り出し、改良しようとする生物に導入することにより、新しい性質を付与する画期的な技術である。
1、染色体はどのようなものからなっているか。
①動植物の細胞
②遺伝子
③2本の鎖のような形の糖とリン酸
④糖とリン酸と④種類の塩基
2、塩基の並び方はどのような意義があるか。
①AとT、CとGが必ず対になっている。
②生物の身体を作るさまざまな指令となり、私たち生物の生命現象を司っている。
③梯子段のように並んでいなければならない。
④種を超えて地球上のあらゆる生物に共通する生命の「設計図」を記述した。
3、「新しい性質を付与する」とあるが、その対象は何か。
①有用な遺伝子だけを取り出した生物
②取り出した遺伝子
③改良しようとする生物
④有用な遺伝子を持つ生物
4、この文章で主に何を説明するのか。
①染色体の構成
②DNAは、種を超えて地球上のあらゆる生物に共通する生命の「設計図」を記述した科学物質である。
③人類は、非常に古い時代から、生物の持つ機能を上手に活用してきた。
④遺伝子組み換え技術とはどのような技術なのか。