温室効果ガス削減技術を支援 NEDO
新エネルギー?産業技術総合開発機構(NEDO)は、磁気で冷やす冷凍技術の研究開発など、温室効果ガスの排出削減に役立つ14件の取り組みを後押しする。
14件は、NEDOが進める「省エネルギー革新技術開発事業」の2010年度第①次公募の選択テーマ。一つが磁気冷凍技術に注目した③年計画の先導研究で、東芝と千葉大学が共同で取り組む。具体的には、磁石を近づけると磁気を示す物質「磁性体」を利用した新しい発想の冷凍技術の実現可能性を探るため、冷凍機の設計や試作などを進める。新技術は、従来型の「気体冷凍機」で用いるフロン系ガスを不要とするため、オゾン層破壊や地球温暖化の防止に役立つとされている。
B
産業界反発 進まぬ制度設計 温室効果ガス排出量取引
温室効果ガスの国内排出量取引制度の制度設計に向けた政府の議論が足踏みしている。参院選前の国会に提出した「地球温暖化対策基本法案」が審議未了で廃案になったうえ、米国で同制度の早期導入が困難との見方が強まるなど、国際的な導入機運も後退してきたからだ。こうした中で経済産業省は、制度運営で先行する欧州などの実態を把握するため、7月に海外調査団を派遣する予定。ただ、産業の国際競争力や国民生活を左右する論点が多岐にわたるため、議論は難航を極めそうだ。
1、AとBの記事の中でどちらも触れた内容は何か。
①政府の政策
②ガスの排出量
③省エネルギーの計画
④温室効果ガスへの対策
2、Bでは温室効果ガスを減らすために、どんな手段を利用するか。
①経済手段
②物理手段
③技術手段
④理論手段