やがて、兵士をさすようになり、次第に勇気のある強い武士をさす言葉になりました。「兵」一文字で「つわもの」と読むこともあります。
今では、武器という意味では使われなくなりました。すぐれた技量と精神力を持ち合わせた人こそ、どんな武器にも勝るということなのでしょう。
生まれつきの強者はいません。
あんなに小さくて弱い赤ちゃんが、やがて強者に成長していく過程には、自分を磨きつづけた、それぞれの歴史があってのことだと思います。
スポーツで、芸術で・・・・・・真の強者たちが見せてくれる夢の跡は、私たちに勇気や元気を与えつづけてくれます。