很久很久以前,坏了肚子的大黑在旅行途中经过了河流旁边的道路。
するとその川で、長者の家に雇われている人が山の様に積んだ大根を洗っていたのです。
然后看到河边富翁家雇佣的人正在洗堆积如山的萝卜。
むかしから大根は、お腹の調子を整えると言われているので、大黒さまはその手伝いの人に頼みました。「すみません。実は、お腹を崩して困っております。どうか薬代わりに、その大根を一本くれませんか?」
据说萝卜能治肚子,所以大黑就对那帮工说道:“不好意思。我的肚子坏了。能不能给我根萝卜做药啊?”
すると、手伝いの人は、「そうですか。しかしこの大根は、旦那さまに数を数えられているので、一本でも無くなるとわたしが怒られてしまいます。申し訳ありませんが、差し上げる事は出来ません」と、断ったのです。
可是帮工却拒绝道:“这样啊。可是这些大根的数量老爷有数过的,要是少了一根就会挨骂的。真的很抱歉,不能给你啊。”
そしてたくさん洗っているうちに、先の方が二股になっている大根が出てきたので、手伝いの人は、(さすがの旦那さまも、この大根を二本とは数えていないはず)と、思い、二股に別れた大根の小さな一本をちぎって、先を歩く大黒さまを追いかけました。
然后洗了很多之后发现有根萝卜前段有两股,所以帮工想着就算是老爷,应该也不会把这个萝卜当做两根来数的吧,于是就把分成两股的萝卜中那块小的掰下来后,去追大黑。
そして、大黒さまに追いつくと、「失礼ですが、これで我慢して下さい」と、半分の大根を大黒さまに差し出したのです。
然后追上大黑后说道:“不好意思啊,就用这个将就一下吧。”,然后把那半根萝卜给了大黑。
するとそれを食べた大黒さまは、とてもすっきりした顔をして、「おかげさまで、お腹の調子が良くなりました」と、礼を言って去って行ったそうです。
吃了萝卜之后的大黑顿觉舒坦,就谢了帮工:“托您的福,我的肚子好了。”后离去了。
この日は12月10日だと言われており、それから12月10日には、二股大根を大黒さまに供える様になったそうです。
据说这一天是12月10日,所以之后的12月10日,就会给大黑菩萨供上两股的萝卜。