很久很久以前,在一个叫赤须贺的镇上,伴随着大雨的雷神落到了井里。
村人たちがビックリして井戸の中をのぞいてみると、赤い体をしたカミナリが、「たすけてくれー」と、泣いていました。
村民们吓了一跳,往井里看,看到红色身体的雷神哭着喊:“救救我。”
「なにをいうか!人の家をなんども焼いているくせに!」
“说什么呢!明明不知道烧了多少次人家房子了。”
「そうだ、お前はずっとそこにいろ!」村人たちは井戸にふたをして、カミナリを閉じこめてしまいました。
“就是,你就一直呆在里面吧!”村民们在井上盖上盖子,把雷神关在了里面。
カミナリは大声を出して、何度も何度も頼みました。「お願いだ。どうか、ふたを開けてくれ。お願いだ」
雷神大声喊着,一再恳求道:“拜托了。请帮我打开盖子吧。拜托了。”
それを聞いてかわいそうになった村人は、少しだけふたを開けて言いました。「ふたを開けてやるから、その代わりに何かいい物を残して行け」
村民们听着觉得可怜,就稍微打开点盖子说道:“我们给你打开盖子,你留下点好东西就让你走。”
するとカミナリは、「今は何一つ持っていないから、背中につけている太鼓(たいこ)を井戸に入れておこう。これを入れておくと、この井戸の水は決してかれる事はないだろう」と、言いました。
雷神听后说道:“我现在什么都没有带,背上有个太鼓,就放在井里吧。如果把这个放在井里的话,这个井里的水就永远不会干枯了。”
そしてカミナリは空へ飛んで行く時に、「これからはこの土地へ二度とカミナリを落としませんから、どうぞご安心のほどを」と、かたく約束しました。
而且雷神飞往天空时,和大家约定:“从今以后,不会再向这片土地打雷了。请放心吧。”
それからこの地方ではカミナリが落ちる事なく、井戸の水もかれる事がありませんでした。
之后这个地方就没有再打过雷,井里的水也没有干枯过。
またときおり井戸の中から、太鼓の音がひびいてきたそうです。
而且听说有时候从井里还会传出太鼓的声音。