1934- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和9年9月24日生まれ。現代社会をパロディーやブラックユーモアで風刺した作品で人気をえる。昭和56年「虚人たち」で泉鏡花文学賞,平成4年「朝のガスパール」で日本SF大賞。5年教科書掲載作品の表現がてんかん差別を助長すると指摘されたことに端を発して断筆を宣言,のち解除した。12年「わたしのグランパ」で読売文学賞。22年菊池寛賞。大阪出身。同志社大卒。作品はほかに「家族八景」「文学部唯野(ただの)教授」など。
代表作
『時をかける少女』(1967年)
『日本以外全部沈没』(1973年)
『虚人たち』(1981年)
『最後の喫煙者』(1987年)
『文学部唯野教授』(1990年)
『わたしのグランパ』(1999年)