みなさんは、たん生日の日はどんな風にすごしますか。プレゼントをもらったり、自分の好きなものやケーキを食べたりして楽しくおいわいしますよね。
八月生まれの私のおいわいをしてくれるというので、私はとても楽しみでした。
やっぱりかん国はやき肉が有名だから肉パーティーかなと思っていたら、見た目がとても地味なわかめスープが出てきて、私はとてもびっくりでした。「たん生日なのに、わかめスープ?」と心の中で思っていたら、お父さんが話してくれました。
「赤ちゃんをうんだ後のお母さんはつかれていても、すぐにオッパイをあげないといけない。体力のない人でも色いろな栄ようが取れるように、赤ちゃんをうんだお母さんにはわかめスープを食べさせるんだ。そして、かん国ではね、うんで育ててくれた両親を思い出して感しゃするためにたん生日にはわかめスープを食べるんだよ。」
私はとてもはずかしくなりました。今までいわってもらうことしか考えていなくて、たん生日には自分が主役のパーティーが当たり前だと思っていたからです。そして、スープを飲みながらお母さんが一リットル以上の出血でとてもなんざんだった話を聞きました。
お母さんが飲んだわかめスープが母にゅうになって私が育ったんだとわかったら、だんだん命のスープに思えてきました。それから、てれくさくて言えなかったけど「うんでくれてありがとう」と思いながら食べていたら、どんなごちそうよりもおいしく感じました。ハルモニのわかめスープは、私が育った命のちからメシだったんだと思いました。