ボールの行方
小川未明
「お
「また、なくしたのですか。二、三
「
「いいえ、そう
「ねえ、お
「なくなさないと、なんどいいましたか。ものを
「
「おとなりの
「
「じゃ、
「ありがとう!」と、
「やさしいいいお
「ああ、あの
「いいんですね。
「ほら、二
「
そのとき、お
「ね、
「
「
お
「まあ、すてきね。」
「
「あまりありすぎて、
「
「どこへはいったんだろうな。」と、
すると、ちょうど
お
「
「どれ、
「
「
「
「
「おばさん、まりがはいったの。」と、
すると、
「いま、
あちらから、
「
「ああ、しよう。」
「
「
「また、あした
三
「もっといいたまをお
このとき、
「
「いいだろう?」と、ききました。
「ああ、いいよ。」
そこで、四
「
そのうちに
「あんな
「
「
「