英语
韩语
法语
德语
西班牙语
意大利语
阿拉伯语
葡萄牙语
越南语
俄语
芬兰语
泰语
丹麦语
对外汉语
日语学习网
TAG标签
收藏本站
网站地图
RSS订阅
TAG列表
关键字列表
日语词典
日语翻译
首页
日语入门
高考日语
日语听力
日语口语
日语阅读
日语词汇
日语语法
日语考试
走进日本
日语歌曲
日语下载
日语背单词
搜索
搜索
热门标签
日本名家名篇
日语名篇
作品合集
分享到:
日语童话故事
日语笑话
日语文章阅读
日语新闻
300篇精选中日文对照阅读
日语励志名言
日本作家简介
三行情书
緋色の研究(血字的研究)
四つの署名(四签名)
バスカービル家の犬(巴斯克威尔的猎犬)
恐怖の谷(恐怖谷)
シャーロック・ホームズの冒険(冒险史)
シャーロック・ホームズの回想(回忆录)
ホームズの生還 シャーロック・ホームズ(归来记)
鴨川食堂(鸭川食堂)
ABC殺人事件(ABC谋杀案)
三体
失われた世界(失落的世界)
日语精彩阅读
日文函电实例
精彩日文晨读
日语阅读短文
日本名家名篇
日剧台词脚本
《论语》中日对照详解
中日对照阅读
日文古典名著
名作のあらすじ
商务日语写作模版
日本民间故事
日语误用例解
日语文章书写要点
日本中小学生作文集
中国百科(日语版)
面接官によく聞かれる33の質問
日语随笔
天声人语
宮沢賢治童話集
日语随笔集
日本語常用文例
日语泛读资料
美しい言葉
日本の昔話
日语作文范文
从日本中小学课本学日文
世界童话寓言日文版
一个日本人的趣味旅行
《孟子》中日对照
魯迅作品集(日本語)
世界の昔話
初级作文
生活场境日语
時候の挨拶
グリム童話
成語故事
日语现代诗
お手紙文例集
川柳
小川未明童話集
ハリー・ポッター
返回首页
当前位置:
首页
»
日语阅读
»
小川未明童話集
» 正文
ボールの行方(1)_小川未明童話集_日语阅读_日语学习网
时间:
2024-10-24
作者:
destoon
进入日语论坛
核心提示:ボールの行方小川未明正しょうちゃんは、いまに野球やきゅうのピッチャーになるといっています。それで、ボールをなげて遊あそぶ
(单词翻译:双击或拖选)
すると、さすがに
珍
めずら
しい
宝石
ほうせき
だけあって、
赤
あか
・
緑
みどり
・
青
あお
・
紫
むらさき
に
輝
かがや
いて、どれがほかのものより
劣
おと
るということなく、
見
み
とれずにはいられなかったのであります。
「
南
みなみ
の
国
くに
へさえ
持
も
ってゆけば、一つが
幾
いく
百
両
りょう
にもなる
品物
しなもの
ばかりだ。これをやるのは
惜
お
しい。こんなに
高価
こうか
なものをお
礼
れい
にする
必要
ひつよう
はないのだ。どうせ、
今度
こんど
きた
時分
じぶん
に、なにか
持
も
ってきてやれば、それで
義理
ぎり
がすむのだ。」と、
宝石商
ほうせきしょう
は
考
かんが
えなおしました。そして、その
石
いし
をみんなもとのとおり
包
つつ
んで
隠
かく
してしまいました。
おばあさんや、
娘
むすめ
は、
宝石商
ほうせきしょう
が
寝
ね
てしまってから、なお
起
お
きて
仕事
しごと
をしていました。
明
あ
くる
日
ひ
はいい
天気
てんき
でした。
宝石商
ほうせきしょう
は、
勇
いさ
んで
旅立
たびだ
ちの
支度
したく
にかかりました。
「いろいろお
世話
せわ
になりましてありがとうぞんじます。なにかお
礼
れい
をすればいいのですが、いまはなにも
持
も
ち
合
あ
わせがありません。いずれまたこの
地方
ちほう
にきましたときに、お
礼
れい
をいたします。」
と、
宝石商
ほうせきしょう
はいいました。
「なんのお
礼
れい
なんかいるものですか。この
道
みち
をまっすぐにおいでなさると
町
まち
に
出
で
ます。
道中
どうちゅう
お
気
き
をつけておゆきなさいまし。」といって、
二人
ふたり
は
見送
みおく
ってくれました。
宝石商
ほうせきしょう
は、それから
幾日
いくにち
も
旅
たび
をしました。
山
やま
を
越
こ
え、
河
かわ
を
渡
わた
り、あるときは
船
ふね
に
乗
の
り、そして、
南
みなみ
の
国
くに
を
指
さ
して、
旅
たび
をつづけました。やっと、
南
みなみ
の
国
くに
にきて、にぎやかな
金持
かねも
ちのたくさんに
住
す
んでいる
町
まち
を
訪
たず
ねますと、どうしたことか、その
町
まち
は
見
み
つかりませんでした。そして、その
跡
あと
に
壊
こわ
れた
壁
かべ
や、
枯
か
れた
木
き
などが
立
た
っていました。
宝石商
ほうせきしょう
は、
夢
ゆめ
を
見
み
るような
気持
きも
ちがしたのです。そして、そこを
通
とお
りかかった
人
ひと
に、この
町
まち
はどうなったのかといってたずねました。
「二
年
ねん
ばかり
前
まえ
に
大地震
おおじしん
があって、そのとき、この
町
まち
はつぶれてしまいました。」と、その
人
ひと
はいいました。
「どこへみんないってしまったのですか。」と、
宝石商
ほうせきしょう
は、
昔
むかし
の
繁華
はんか
な
姿
すがた
を
目
め
に
思
おも
いうかべてたずねました。
「みんなちりぢりになってしまったのです。そのとき、
死
し
んだ
人
ひと
もたくさんありました。また、ここからもっと
南
みなみ
の
方
ほう
の
町
まち
に
移
うつ
ったものもございます。」と、その
人
ひと
はいいました。
宝石商
ほうせきしょう
は、がっかりしてしまいました。せっかく、この
町
まち
の
金持
かねも
ちをあてにして、わざわざ
遠
とお
く
北
きた
の
国
くに
からやってきたのに、むなしく
帰
かえ
らなければならぬということは
残念
ざんねん
でたまりませんでした。
彼
かれ
は、
海岸
かいがん
にきて
岩
いわ
の
上
うえ
に
腰
こし
を
下
お
ろして、ぼんやりと
海
うみ
をながめながら
考
かんが
えていたのです。
「もっと、
南
みなみ
の
方
ほう
へいったら、また、
金持
かねも
ちの
住
す
んでいる
町
まち
があるかもしれない。その
町
まち
をたずねてゆこうか?」と、
思案
しあん
にくれていたのです。
そのとき、
太陽
たいよう
は、
西
にし
の
海
うみ
に
沈
しず
みかかっていました。
海
うみ
の
上
うえ
が
真紅
まっか
に
燃
も
えています。
宝石商
ほうせきしょう
は、また、これからの
長
なが
い
旅
たび
のことなどを
考
かんが
えていましたときに、
不意
ふい
に
大波
おおなみ
がやってきました。そして、そばに
置
お
いた
宝石
ほうせき
の
包
つつ
みをさらっていってしまったのです。
宝石商
ほうせきしょう
は、
気
き
が
狂
くる
わんばかりにあわてたのです。けれど、どうすることもできなかったのであります。一
夜
や
泣
な
き
明
あ
かしたすえに、
「もう一
度
ど
、
北
きた
の
国
くに
へゆこう。そして、
宝石
ほうせき
を
探
さが
してこよう。」と、
彼
かれ
は
思
おも
いました。それよりほかにいい
方法
ほうほう
がなかったからであります。
宝石商
ほうせきしょう
は、この
損
そん
をきっと
償
つぐな
うだけの
宝石
ほうせき
をもう一
度
ど
、
北
きた
の
国
くに
へいって
集
あつ
めてこなければならないと
決心
けっしん
しました。
彼
かれ
の
頭
あたま
の
中
なか
はそのことでいっぱいになりました。
彼
かれ
は、
昼
ひる
も
夜
よる
も、ろくろく
眠
ねむ
らずに、
宝石
ほうせき
のことばかり
考
かんが
えて
北
きた
の
国
くに
にやってきました。
北
きた
の
国
くに
は
雪
ゆき
で
真
ま
っ
白
しろ
でありました。そして、
寒
さむ
い
風
かぜ
が
吹
ふ
いていました。
町
まち
から、
町
まち
へと
歩
ある
きましたが、一
度
ど
、
自分
じぶん
の
歩
ある
いた
町
まち
には、もう
珍
めずら
しい
宝石
ほうせき
は
見
み
つかりませんでした。
すると、
宝石商
ほうせきしょう
は、いまさら、
失
うしな
った
赤
あか
・
青
あお
・
緑
みどり
・
紫
むらさき
の
宝石
ほうせき
が
惜
お
しくてしかたがなかったのです。
夜
よる
も
外
そと
に
立
た
って、そのことばかり
考
かんが
えていました。
このとき、
青
あお
・
赤
あか
・
緑
みどり
・
紫
むらさき
の
宝石
ほうせき
が、
夜
よ
の
目
め
にも
鮮
あざ
やかに、
凍
こお
った
雪
ゆき
の
上
うえ
に
糸
いと
につながれたまま
落
お
ちていて
輝
かがや
いているのです。
彼
かれ
は、うれしさに
胸
むね
がおどって、それを
拾
ひろ
おうと
駈
か
け
出
だ
しました。すぐ
目
め
の
前
まえ
に
落
お
ちていたと
思
おも
った
宝石
ほうせき
のくび
飾
かざ
りは、いくらいっても
距離
きょり
がありました。
彼
かれ
は、
血眼
ちまなこ
になって、ただそれを
拾
ひろ
おうと
雪
ゆき
の
中
なか
を
道
みち
のついていないところもかまわずに
駈
か
け
出
だ
したのでありました。そして、
疲
つか
れて、
目
め
がくらんでついに
雪
ゆき
の
野原
のはら
の
中
なか
に
倒
たお
れてしまいました。
その
夜
よ
は、いつになく
空
そ�/rb>
しろ
でありました。そして、
寒
さむ
い
風
かぜ
が
吹
ふ
いていました。
町
まち
から、
町
まち
へと
歩
ある
きましたが、一
度
ど
、
自分
じぶん
の
歩
ある
いた
町
まち
には、もう
珍
めずら
しい
宝石
ほうせき
は
見
み
つかりませんでした。
すると、
宝石商
ほうせきしょう
は、いまさら、
失
うしな
った
赤
あか
・
青
あお
・
緑
みどり
・
紫
むらさき
の
宝石
ほうせき
が
惜
お
しくてしかたがなかったのです。
夜
よる
も
外
そと
に
立
た
って、そのことばかり
考
かんが
えていました。
このとき、
青
あお
・
赤
あか
・
緑
みどり
・
紫
むらさき
の
宝石
ほうせき
が、
夜
よ
の
目
め
にも
鮮
あざ
やかに、
凍
こお
った
雪
ゆき
の
上
うえ
に
糸
いと
につながれたまま
落
お
ちていて
輝
かがや
いているのです。
彼
かれ
は、うれしさに
胸
むね
がおどって、それを
拾
ひろ
おうと
駈
か
け
出
だ
しました。すぐ
目
め
の
前
まえ
に
落
お
ちていたと
思
おも
った
宝石
ほうせき
のくび
飾
かざ
りは、いくらいっても
距離
きょり
がありました。
彼
かれ
は、
血眼
ちまなこ
になって、ただそれを
拾
ひろ
おうと
雪
ゆき
の
中
なか
を
道
みち
のついていないところもかまわずに
駈
か
け
出
だ
したのでありました。そして、
疲
つか
れて、
目
め
がくらんでついに
雪
ゆき
の
野原
のはら
の
中
なか
に
倒
たお
れてしまいました。
その
夜
よ
は、いつになく
空
そら
が
晴
は
れていました。さえわたった
大空
おおぞら
に、
青
あお
・
赤
あか
・
緑
みどり
・
紫
むらさき
の
星
ほし
の
光
ひかり
が、ちょうど
宝石
ほうせき
のくび
飾
かざ
りのごとく
輝
かがや
いていたのであります。
寒
さむ
い
風
かぜ
は、
悲
かな
しい
歌
うた
をうたって
雪
ゆき
の
上
うえ
を
吹
ふ
いて、
木々
きぎ
のこずえは
身震
みぶる
いをしました。
永久
えいきゅう
に
静
しず
かな
北
きた
の
国
くに
の
野原
のはら
には、ただ
波
なみ
の
音
おと
が
遠
とお
く
聞
き
こえてくるばかりでありました。
哀
あわ
れな
宝石商
ほうせきしょう
は、ついに
凍
こご
えて
死
し
んでしまったのです。
明
あ
くる
朝
あさ
、
野
の
のからすがその
死骸
しがい
を
発見
はっけん
しました。
――一九二〇・一二作――
轻松学日语,快乐背单词(免费在线日语单词学习)---点击进入
顶一下
(0)
0%
踩一下
(0)
0%
热门TAG:
上一篇:
ぴかぴかする夜
下一篇:
暂无
收藏
挑错
推荐
打印
推荐内容
热点内容
宝石商(1)_小川未明童話集_日语阅读_日语学习网
僕が大きくなるまで_小川未明童話集_日语阅读_日语学习网
笑わない娘(1)_小川未明童話集_日语阅读_日语学习网
不思議な鳥(2)_小川未明童話集_日语阅读_日语学习网
町のお姫さま_小川未明童話集_日语阅读_日语学习网
蝋人形(1)_小川未明童話集_日语阅读_日语学习网
老婆(2)_小川未明童話集_日语阅读_日语学习网
笑わなかった少年(1)_小川未明童話集_日语阅读_日语学习网
笑わなかった少年(2)_小川未明童話集_日语阅读_日语学习网
森の暗き夜(3)_小川未明童話集_日语阅读_日语学习网
论坛新贴