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» 正文
僕の通るみち_小川未明童話集_日语阅读_日语学习网
时间:
2024-10-24
作者:
destoon
进入日语论坛
核心提示:僕の通るみち小川未明僕ぼくはまいにち、隣となりの信しんちゃんと、学校がっこうへいきます。僕ぼくは、時計屋とけいやの前まえ
(单词翻译:双击或拖选)
僕のかきの木
小川未明
もう、五、六
年前
ねんまえ
のことであります。
ある
日
ひ
、
賢吉
けんきち
は、
友
とも
だちが、
前畑
まえばたけ
の
中
なか
で
遊
あそ
んでいる
姿
すがた
を
見
み
つけたから、
自分
じぶん
もいっしょに
遊
あそ
ぼうと
思
おも
って、
飛
と
んでいきました。
「
清
せい
ちゃん、なにをしているの。」と、
立
た
ち
止
ど
まって、
声
こえ
をかけると、
「
赤
あか
がえるを
見
み
つけているの、
君
きみ
もおいでよ。」と、
清次
せいじ
が、
答
こた
えました。
賢吉
けんきち
は、みょうが
畑
ばたけ
の
中
なか
へ
入
はい
りました。
「
赤
あか
がえるをつかまえて、どうするの。」と、
賢吉
けんきち
は、
聞
き
きました。
「
安田
やすだ
のおばあさんが、とくちゃんに
食
た
べさせるのだから、つかまえてくれといったのだ。」
「とくちゃんが
食
た
べると、
鼻
はな
の
下
した
の
赤
あか
いのがなおるから?」と、
賢吉
けんきち
が、
聞
き
きました。
「きっと、そうなんだよ。さっき、一ぴき
見
み
つけたけれど、どこかへ
逃
に
げてしまった。」
「そのかえるは、
真
ま
っ
赤
か
だった?」
「そんなに
赤
あか
くなかった。」といいながら、
清次
せいじ
は、みょうがの
葉
は
を
分
わ
けて、
下
した
をのぞいていました。みょうがの
子
こ
が、
柔
やわ
らかな
黒土
くろつち
から、うす
赤
あか
い
頭
あたま
を
出
だ
して、
白
しろ
い
花
はな
を
咲
さ
いているのでありました。
「
賢
けん
ちゃん、ここに、こんなかきの
木
き
が
生
は
えているよ。」と、
突然
とつぜん
、
清次
せいじ
が、いいました。
賢吉
けんきち
は、そのそばへいってみると、かきの
木
き
の
苗
なえ
が、みょうが
畑
ばたけ
の
端
はし
の
方
ほう
に一
本
ぽん
生
お
い
出
で
て、
大
おお
きな
葉
は
をつやつやさしています。
そこから、五、六
間
けん
はなれたところに、
太
ふと
い
親
おや
のかきの
木
き
が、
立
た
っていました。
幾
いく
十
年
ねん
となく
雨風
あめかぜ
にさらされてきたので、
肌
はだ
が
荒
あ
れて、
枝
えだ
は、
曲
ま
がりくねっていました。
甘
あま
がきで、
秋
あき
になると、
実
み
の
上
うえ
に
白
しろ
い
粉
こ
をふいて、
枝
えだ
の
先
さき
にるいるいとしてみごとにたれさがるのでした。
「
清
せい
ちゃん、あの
木
き
の
子
こ
だね。」
「
甘
あま
がきだよ。
賢
けん
ちゃんにあげるから、
持
も
っていって
植
う
えておきよ。」
清次
せいじ
は、
力
ちから
いっぱいにその
木
き
を
引
ひ
っ
張
ぱ
りました。すると、
根
ね
は、
深
ふか
く
入
はい
っていたとみえて
根本
ねもと
から一、二
寸
すん
、
下
した
のところで、ぽきりと
切
き
れてしまいました。
「あっ、
切
き
れてしまった。」
「
惜
お
しいことをしたね。」
「こんな、きんぼ
根
ね
ではつかないね。」といって、
清次
せいじ
は、
畑
はたけ
の
外
そと
へ、その
若木
わかぎ
を
捨
す
ててしまったのです。
賢吉
けんきち
は、じっとそれを
見
み
ていましたが、このまま
枯
か
らしてしまうのをかわいそうに
思
おも
いました。また、
助
たす
けて、つくものとすれば、
神
かみ
さまに
対
たい
して、すまないことであると
感
かん
じたのです。
賢吉
けんきち
は、
走
はし
っていって、
拾
ひろ
い
上
あ
げました。
「
清
せい
ちゃん、
僕
ぼく
、この
木
き
をもらっていってもいいの。」と、
聞
き
きました。
「
賢
けん
ちゃん、うまくすれば、つくかもしれないよ。」と、
清次
せいじ
は、
自分
じぶん
が、
手荒
てあら
にしたのをべつに
後悔
こうかい
するふうもなかったのです。
賢吉
けんきち
は、
往来
おうらい
を
歩
ある
いて、
日
ひ
に
照
て
らされながら
家
いえ
へ
帰
かえ
ると、この
傷
きず
のついたかきの
木
き
の
苗
なえ
をどこへ
植
う
えたらいいかと
考
かんが
えました。
「そうだ、お
父
とう
さんに、
相談
そうだん
してみよう。」と、
思
おも
いました。
父
ちち
は、きっと
考
かんが
えてくれるだろうと
思
おも
ったからです。
賢吉
けんきち
は、お
父
とう
さんを
呼
よ
びました。あちらで
仕事
しごと
をなさっていたお
父
とう
さんは、なんだろうと
思
おも
って
出
で
てこられました。
「
甘
あま
い、
大
おお
きな
実
み
がなるんですよ。このかきの
木
き
をもらったんだけど、どこへ
植
う
えたらいいですか。」と、
賢吉
けんきち
は、
父
ちち
に、かきの
木
き
の
子
こ
を
見
み
せるようにして、
聞
き
きました。
「なんだ、そんなことで
呼
よ
んだのか。」といいながら、
父親
ちちおや
は、
一目
ひとめ
それを
見
み
ました。そして、あきれたというふうで、
「
根
ね
がないじゃないか。
人
ひと
の
捨
す
てたものをもらってくるばかがあるか。」といいました。
「
僕
ぼく
、よく
植
う
えたら、つくような
気
き
がするし、
枯
か
らすのはかわいそうと
思
おも
ったんだよ。」と、
賢吉
けんきち
は、
弁解
べんかい
しました。
「それには、
時節
じせつ
がわるい。そんなことがわからなくてどうする。」と、
父親
ちちおや
は、
不興
ふきょう
げにいって、かえって、
賢吉
けんきち
は、しかられたのであります。
父親
ちちおや
は、そのままどうせよともいわずに
奥
おく
へ
入
はい
ってしまいました。
「このかきの
木
き
を、
清
せい
ちゃんに
返
かえ
そうか?」
考
かんが
えれば、
賢吉
けんきち
には、そんなことはできませんでした。
「いっそ、
捨
す
ててしまおうかしらん。」
そうも
思
おも
ったが、いきいきとしている
木
き
を
見
み
ると、まだ
命
いのち
があるものを、みすみす
枯
か
らすことはなおさらできませんでした。また、
最初
さいしょ
から、
助
たす
けてみようという
気
き
があればこそ、もらって
帰
かえ
ったのですから、
「ほんとうに、お
父
とう
さんのおっしゃったように、
時節
じせつ
がわるいのだ。こんなに
暑
あつ
くなったので、すぐ
根
ね
が
乾
かわ
いて、
枯
か
れるかもしれない。」
彼
かれ
は、
前
まえ
の
畑
はたけ
をあちら、こちら、
歩
ある
きまわって、なるたけ
日
ひ
の
当
あ
たらない、
涼
すず
しい、
湿気
しっけ
のある
場所
ばしょ
を
探
さが
しました。そして、そこへ
丁寧
ていねい
に
植
う
えてやりました。それから、
根本
ねもと
へたくさん
水
みず
をかけてやりました。けれど、
後
あと
でいってみたら、いつのまにか、
木
き
の
頭
あたま
は、
力
ちから
なくぐんなりと
垂
た
れて、ついている
葉
は
が、みんなしおれていました。
その
明
あ
くる
日
ひ
から、
彼
かれ
は、この
木
き
を
生
い
かすために、
毎日
まいにち
水
みず
を
与
あた
えることを
怠
おこた
らなかったのです。そして、とうとう五
年
ねん
めの
今日
きょう
、この
木
き
は、
花
はな
を
咲
さ
いてから
実
み
を
結
むす
んだのでした。
「いつか、お
父
とう
さんが
枯
か
れるといったかきの
木
き
が、三つ
実
み
をつけて、
大
おお
きくなりましたよ。」と、
賢吉
けんきち
は、
父
ちち
に
向
む
かって、いいました。けれど、お
父
とう
さんは、もう、あのときのことを
覚
おぼ
えていませんでした。
賢吉
けんきち
は、なんとなく、さびしい
気
き
がしたのです。けれど、
神
かみ
さまだけは、
知
し
っていてくださって、
「おおよくした。なんでも
真心
まごころ
をつくせば、
助
たす
からぬものでも
助
たす
かる。」と、いわれるごとくに、かきの
葉
は
は、いま、
風
かぜ
に
吹
ふ
かれながらいきいきとして
円
まる
い
実
み
とともに
光
ひか
っていました。
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