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» 正文
政ちゃんと赤いりんご((1)_小川未明童話集_日语阅读_日语学习网
时间:
2024-10-24
作者:
destoon
进入日语论坛
核心提示:政ちゃんと赤いりんご小川未明田舎いなかのおばあさんから、送おくってきたりんごがもう二つになってしまいました。「政まさちゃ
(单词翻译:双击或拖选)
北海の白鳥
小川未明
上
昔
むかし
、ある
国
くに
に
金持
かねも
ちの
王
おう
さまがありました。その
御殿
ごてん
はたいそうりっぱなもので、ぜいたくのあらんかぎりを
尽
つ
くしていました。
支那
しな
の
宝玉
ほうぎょく
や、
印度
インド
の
更紗
さらさ
や、
交趾
コーチ
の
焼
や
き
物
もの
や、その
他
た
、
南海
なんかい
の
底
そこ
から
取
と
れたさんごなどで
飾
かざ
られていました。そしてそのほか、
古酒
こしゅ
のつぼが
並
なら
べられてあり、
美
うつく
しい
女
おんな
は、
花
はな
のように
御殿
ごてん
にいて
王
おう
さまのお
相手
あいて
をして、
琴
こと
や、
笛
ふえ
や、
妙
たえ
なる
鳴
な
り
物
もの
の
音
ね
と
朗
ほが
らかな
歌
うた
の
声
こえ
は、
夜
よる
となく
昼
ひる
となく、
雲間
くもま
に
洩
も
れたのであります。
王
おう
さまは、まったく
幸福
こうふく
でありました。かつて、
不幸
ふこう
ということをお
知
し
りにならなかったのです。ちょうどそのころ、
東
ひがし
の
国
くに
から
薬売
くすりう
りが、「これは
支那
しな
の
昆崙山
こんろんざん
にあった、
不老不死
ふろうふし
の
薬
くすり
でございます。」といって、
献上
けんじょう
したので、
王
おう
さまはいままで、
年
とし
をとり
死
し
をおそれていられたのに、
幸
さいわ
い
不思議
ふしぎ
な
妙薬
みょうやく
を
得
え
て、その
憂
うれ
いがなくなり、ますます
幸福
こうふく
に
日
ひ
をお
送
おく
りなされていました。なんでもその
薬
くすり
を
奉
たてまつ
ったものは、
莫大
ばくだい
のお
金
かね
を
頂
いただ
いて、どこへかいってしまったそうであります。
するとここに、
怪
あや
しげなようすをしたものが、この
国
くに
にさまよってきました。このものは、
人間
にんげん
の
運命
うんめい
を
占
うらな
って、
行
い
く
末
すえ
のことを
語
かた
るのです。なんでもこのものの
生国
しょうこく
は
西蔵
チベット
だということでありますが、
幾歳
いくさい
になるかわからないような
人間
にんげん
でありました。
脊
せい
は
低
ひく
く、
目
め
の
光
ひかり
は、きらきらと
光
ひか
っていました。
この
占
うらな
い
者
しゃ
のうわさが
王
おう
さまの
耳
みみ
に
達
たっ
しますと、さっそくお
召
め
しになりました。
王
おう
さまは、にこにこ
笑
わら
って、この
怪
あや
しき
男
おとこ
をごらんになったのです。そして、ご
自身
じしん
の
運命
うんめい
をこのものに
見
み
てもらおうと
仰
おお
せられたのです。
「どうじゃ、
朕
ちん
の
運命
うんめい
を
見
み
てもらおう。
朕
ちん
ほど、しあわせのものは、またとこの
世
よ
の
中
なか
にあるまいと
思
おも
うが。」と
仰
おお
せられました。
怪
あや
しげなようすをした、
脊
せい
の
低
ひく
い
占
うらな
い
者
しゃ
は、
王
おう
さまの
足
あし
もとに
平伏
へいふく
していましたが、このとき、その
黒
くろ
い二つの
目
め
ばかりがきらきらとする
顔
かお
を
上
あ
げました。
「
恐
おそ
れ
入
い
りますが、しばらくご
猶予
ゆうよ
を
願
ねが
います。」といって、
大地
だいち
にすわって
深
ふか
く
念
ねん
じ、
長
なが
く
瞑目
めいもく
していました。
中
そのうちに
日
ひ
が
暮
く
れてしまいました。
御殿
ごてん
の
広
ひろ
い
庭頭
にわさき
には、かがり
火
び
がたかれました。その
炎
ほのお
の
影
かげ
は、この
怪
あや
しの
占
うらな
い
者
しゃ
を
照
て
らし、
空
そら
を
焦
こ
がすかと
思
おも
われるばかりに
紅
あか
く
見
み
えました。
占
うらな
い
者
しゃ
は、じっと
祈
いの
っていましたが、やがてその
頭
あたま
を
上
あ
げて、
占
うらな
ったところを
申
もう
しあげました。
「
陛下
へいか
は、これまで
戦
たたか
いに
負
ま
けられたことがありません。なんでも
思
おも
うままに、なしとげられてこられました。」と、
占
うらな
い
者
しゃ
はいって、あるとき、
王
おう
さまがわずかな
兵
へい
で
大軍
たいぐん
を
破
やぶ
られたこと、あるときは、ほとんど
危
あや
うかったところを
逃
のが
れられて
逆
ぎゃく
に
敵軍
てきぐん
を
陥
おとしい
れられたこと、あるときは、
重
おも
い
病気
びょうき
にかかられたのを、
神術
しんじゅつ
を
使
つか
う
巫女
みこ
が
現
あらわ
れて、
祈祷
きとう
してなおしたことなどを
委細
いさい
申
もう
しあげました。
「なるほど、それに
相違
そうい
がない。
汝
なんじ
の
占
うらな
いは
怖
おそ
ろしいほどよく
当
あ
たるようだ。それで
未来
みらい
はどうじゃ。おそらく
未来
みらい
変
か
わりがあるまい。」と、
王
おう
さまは
占
うらな
い
者
しゃ
に
問
と
われました。
このとき、
占
うらな
い
者
しゃ
は
空
そら
を
仰
あお
ぎました。いつしか
空
そら
には、
金銀
きんぎん
の
砂
すな
をまいたように、
燦爛
さんらん
として
星
ほし
が
輝
かがや
いていました。
「この
地上
ちじょう
に
住
す
む
人間
にんげん
の
霊魂
れいこん
が、あの
空
そら
の
星
ほし
でございます。」と、
占
うらな
い
者
しゃ
はいった。
王
おう
さまは、
夜
よる
の
空
そら
を
仰
あお
がれました。
頭
あたま
の
上
うえ
には
無数
むすう
の
星
ほし
が
輝
かがや
いていました。
「なるほど、たくさんな
星
ほし
の
数
かず
だ。
大
おお
きいのも
小
ちい
さいのもある。
大
おお
きなのは、それほどの
徳
とく
を
持
も
っている
偉大
いだい
な
人間
にんげん
にちがいなかろう。
帝王
ていおう
である
朕
ちん
は、あの
中
うち
のもっとも
大
おお
きな
星
ほし
がそれであろう。
占
うらな
い
者
しゃ
よ、そうではなかろうか?」と、
王
おう
さまはいわれました。
占
うらな
い
者
しゃ
は、うやうやしく
頭
あたま
を
下
さ
げてから、
顔
かお
を
上
あ
げて
申
もう
しました。
「まことに
恐
おそ
れ
多
おお
うございますが、
陛下
へいか
のは、あそこに
見
み
える
紅色
あかいろ
の
小
ちい
さな
星
ほし
でございます。」と、
占
うらな
い
者
しゃ
は
答
こた
えました。
「なに、
朕
ちん
の
頭
あたま
の
上
うえ
に
見
み
える
大
おお
きな
星
ほし
ではないのか。そして、あの
紅
あか
い
哀
かな
しげな
星
ほし
がそれであるのか。それはどういうわけじゃ。」と、
王
おう
さまは
問
と
われました。
「いまは、
陛下
へいか
は
幸福
こうふく
であらせられますが、
今後
こんご
幾年
いくねん
かの
後
のち
に、
強
つよ
いものが
出
で
てきて
天下
てんか
を
取
と
るのでございます。それがあの
星
ほし
に
現
あらわ
れています。
思
おも
うに、そのものはまだ
年若
としわか
く、
子供
こども
であります。
北方
ほっぽう
の
荒野
こうや
の
中
なか
に、
犬
いぬ
や
馬
うま
と
駆
か
けています。そのものがやがて、
大軍
たいぐん
を
率
ひき
いて
押
お
し
寄
よ
せてくるにちがいありません。あの
大
おお
きな
星
ほし
の
光
ひかり
は、その
男
おとこ
の
運命
うんめい
を
現
あらわ
すものでございます。」と、
占
うらな
い
者
しゃ
は
申
もう
しあげました。
これをお
聞
き
きになった、
王
おう
さまは、
深
ふか
い
憂
うれ
いに
沈
しず
まれました。いつしかかがり
火
び
は
消
き
えて、
管弦
かんげん
の
音
ね
も
止
や
んでしまったのでございます。
王
おう
さまの
運命
うんめい
を
見
み
た
占
うらな
い
者
しゃ
は、いとまを
告
つ
げて、いずこにか
姿
すがた
を
消
け
してしまいました。
下
王
おう
さまは、これまでのごとく
幸福
こうふく
ではありませんでした。そして、
花
はな
を
見
み
、
月
つき
を
見
み
るにつけて、なんによらず、
全盛
ぜんせい
の
短
みじか
い、はかない
運命
うんめい
を
悲
かな
しまれたのであります。
この
世
よ
の
中
なか
のおもしろいこと、はなやかなことを
見
み
もし、また、しつくされた
王
おう
さまは、どうか
永久
えいきゅう
に
平和
へいわ
な、
静
しず
かな
生活
せいかつ
を
送
おく
りたいと
思
おも
われました。それを
送
おく
るには、あまりに
人間
にんげん
の
生活
せいかつ
は
煩
わずら
わしいと
思
おも
われました。
ちょうど、
亜剌比亜
アラビア
から
名高
なだか
い
魔法使
まほうつか
いが
入
はい
ってきました。
王
おう
さまは、このものをお
召
め
しになって、どうか
永久
えいきゅう
に
静
しず
かな、
平和
へいわ
な、そして、なにものにも
煩
わずら
わされず、
美
うつく
しい、
自然
しぜん
のうちに
生活
せいかつ
することのできるようにしてくれたなら、たとえ、
高
たか
い
山
やま
の
頂
いただき
の
木
き
でも、さびしい
広野
こうや
に
咲
さ
く一
本
ぽん
の
花
はな
にでもいいから、
自分
じぶん
はなりたいものだと
仰
おお
せられました。
この
魔法使
まほうつか
いは、
王
おう
さまの
願
ねが
いを
聞
き
き
入
い
れました。
彼
かれ
は、
王
おう
さまを、
手
て
に
持
も
っている一
本
ぽん
のつえで、ちょっとたたきさえすれば、
思
おも
うような
形
かたち
に
変
か
えてしまうことができるのです。この
魔法使
まほうつか
いは、
王
おう
さまをどんな
姿
すがた
に、
変
か
えてしまったでありましょうか。
「
陛下
へいか
は、この
国
くに
も、
富
とみ
も、
幸福
こうふく
も、お
入
い
り
用
よう
ではございませんのですか。」と、
最後
さいご
に、
魔法使
まほうつか
いは
王
おう
さまに
伺
うかが
いました。
「
朕
ちん
は、もっとそれ
以上
いじょう
のもの、
永久
えいきゅう
の
平和
へいわ
を
求
もと
めているのじゃ。
早
はや
く、
朕
ちん
を
石
いし
になり、
草
くさ
になり、
汝
なんじ
の
魔法
まほう
でしてもらいたい。」といわれました。
このとき
魔法使
まほうつか
いは、つえを
上
あ
げて
王
おう
さまをたたきますと、
不思議
ふしぎ
や
王
おう
さまの
姿
すがた
が
消
き
え
失
う
せて、そこには一
個
こ
のはまぐりが
残
のこ
りました。
魔法使
まほうつか
いは、はまぐりを
見
み
て、また
空
そら
を
見
み
ました。そして、どこにか
立
た
ち
去
さ
ってしまいました。二、三
日
にち
たつと、
空
そら
を一
羽
わ
のわしが、
高
たか
らかに
下
した
を
見
み
おろしながら
飛
と
んできました。そして、はまぐりを
見
み
つけますと、すぐに
降
お
りてきて、それをくわえ、
北
きた
を
指
さ
して、はるかに
飛
と
んでゆきました。
わしは
夜
よる
となく、
昼
ひる
となく、
幾日
いくにち
か、
北
きた
へ
旅
たび
をしました。
砂漠
さばく
を
越
こ
え、
山
やま
を
越
こ
え、
陸
りく
を
越
こ
えて、
青々
あおあお
とした
海
うみ
の
上
うえ
を
飛
と
んでゆきました。
北
きた
にゆくにしたがって、
海
うみ
の
水
みず
はますます
青
あお
くなりました。
空
そら
の
色
いろ
はさえてきました。
岩
いわ
が
鋭
するど
くそびえて、
荒波
あらなみ
が
打
う
ち
寄
よ
せていました。ちょうどその
上
うえ
へきかかったわしは、くわえているはまぐりをはるか
下
した
の
岩
いわ
に
向
む
かって
落
お
としました。すると、はまぐりは
岩
いわ
に
当
あ
たって
微塵
みじん
に
砕
くだ
けました。
同時
どうじ
に
雪
ゆき
のような
白鳥
はくちょう
が、
無数
むすう
に
飛
と
びたったのであります。
その
日
ひ
から、
白鳥
はくちょう
は
海
うみ
の
上
うえ
を
舞
ま
いはじめました。
血
ち
よりも
赤
あか
い、
西
にし
の
夕焼
ゆうや
けが、
波
なみ
の
面
おもて
を
彩
いろど
るころには、
空
そら
を
飛
と
ぶ
白鳥
はくちょう
は、
遠
とお
い、
故郷
こきょう
にあこがれるもののごとく
鳴
な
いたのです。そして、
永久
えいきゅう
に
白鳥
はくちょう
は、
北海
ほっかい
の
王
おう
となったのであります。
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