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酔っぱらい星_小川未明童話集_日语阅读_日语学习网
时间:
2024-10-24
作者:
destoon
进入日语论坛
核心提示: 佐吉さきちが寝ねていると、高窓たかまどの破やぶれから、ちらちらと星ほしの光ひかりがさしこみます。それは、青あおいガラス
(单词翻译:双击或拖选)
佐吉
さきち
が
寝
ね
ていると、
高窓
たかまど
の
破
やぶ
れから、ちらちらと
星
ほし
の
光
ひかり
がさしこみます。それは、
青
あお
いガラスのようにさえた
冬
ふゆ
の
空
そら
に
輝
かがや
いているのでありました。
仰向
あおむ
けになって、じっとその
星
ほし
を
見
み
つめていますと、それが
福々
ふくぶく
しいおじいさんの
顔
かお
になって
見
み
えました。おじいさんは、
頭
あたま
に三
角
かく
帽子
ぼうし
をかぶっています。そして、やさしい、まるまるとした
顔
かお
をして、こちらを
見
み
て
笑
わら
っています。
佐吉
さきち
には、どうもこのおじいさんが、はじめて
見
み
た
顔
かお
でないような
気
き
がするのでありました。
「どこで、このおじいさんを
見
み
たろう。」と、
佐吉
さきち
は
考
かんが
えながら、
星
ほし
を
見上
みあ
げていますと、さまざまの
幻
まぼろし
が
目
め
に
映
うつ
ってくるのでありました。
去年
きょねん
の
暮
く
れのことでありました。
佐吉
さきち
が
独
ひと
り
町
まち
を
歩
ある
いていますと、いつもは
寂
さび
しい
町
まち
でありましたけれど、なにしろ
年
とし
の
暮
く
れのことですから、
人々
ひとびと
が
急
いそ
がしそうに
道
みち
をあるいていました。また、
商店
しょうてん
は、すこしでもよけいに
品物
しなもの
を
売
う
ろうと
思
おも
って、
店先
みせさき
をきれいに
飾
かざ
って、いたるところで
景気
けいき
をつけていました。
佐吉
さきち
は、それらの
有
あ
り
様
さま
をながめながら
歩
ある
いていますうちに、ある
教会堂
きょうかいどう
の
前
まえ
にさしかかったのです。ちょうどその
日
ひ
は、クリスマスのお
祭
まつ
りでありましたので、その
教会堂
きょうかいどう
の
中
なか
はにぎやかでありました。ここばかりは、
平生
へいぜい
からだれがはいってもいいと
聞
き
いていましたので、
佐吉
さきち
は、おそるおそる
入
い
り
口
ぐち
まで
近寄
ちかよ
ってその
内
なか
をのぞいてみますと、そこには、
子供
こども
や、
大人
おとな
がおおぜい
集
あつ
まっていました。いい
音色
ねいろ
のする
音楽
おんがく
につれて、みんなは
楽
たの
しそうに
唄
うた
をうたっていました。そして、一
本
ぽん
の
脊
せい
の
高
たか
い
常磐木
ときわぎ
を
中央
ちゅうおう
に
立
た
てかけて、それには、
金紙
きんがみ
や、
銀紙
ぎんがみ
が
結
むす
びつけてあり、また、いろいろの
紅
あか
や、
紫
むらさき
のおもちゃや、
珍
めずら
しい
果物
くだもの
などがぶらさがっていました。
また、そのそばには、
大
おお
きな
袋
ふくろ
を
下
さ
げた、おじいさんの
人形
にんぎょう
が
立
た
っていました。そのおじいさんは、どこからか
雪
ゆき
の
中
なか
をさまよってきたものと
見
み
えて、わらぐつをはいていました。そして、
脊中
せなか
には、
真綿
まわた
の
白
しろ
い
雪
ゆき
がかかっていました。なんでもおじいさんは、
灰色
はいいろ
のはてしない
野原
のはら
の
方
ほう
から、
宝物
たからもの
を
持
も
ってやってきて、この
町
まち
の
子供
こども
らを
喜
よろこ
ばせようとするのでありました。
佐吉
さきち
は、そのとき、そのやさしそうな、おじいさんの
顔
かお
をなつかしげに
見
み
たのですが、どこか、
星
ほし
の
中
なか
にいるおじいさんの
顔
かお
が、それに
似
に
ているようでありました。
また、これはあるときのことで、
春
はる
であったと
思
おも
います。
佐吉
さきち
は、
一人
ひとり
家
いえ
の
外
そと
に
遊
あそ
んでいました。
佐吉
さきち
の
家
いえ
は
貧乏
びんぼう
でありましたから、ほかの
子
こ
のように
欲
ほ
しい
笛
ふえ
や、らっぱや、
汽車
きしゃ
などのおもちゃを
買
か
ってもらうことができなかったのです。
それで、ぼんやりとして
路
みち
の
上
うえ
に
立
た
っていますと、あちらから、いい
小鳥
ことり
のなき
声
ごえ
が
聞
き
こえたのです。
圃
はたけ
には、
花
はな
が
咲
さ
いていましたから、その
花
はな
を
訪
たず
ねて、
山
やま
から
小鳥
ことり
が
飛
と
んできたのだろうと
思
おも
って、いいなき
声
ごえ
のする
方
ほう
を
見向
みむ
きますと、おじいさんが、たくさんの
鳥
とり
かごをさおの
両方
りょうほう
にぶらさげて、それをかついでこちらにやってきたのであります。
佐吉
さきち
は、そのそばに
駈
か
け
寄
よ
ってみますと、かごの
中
なか
には、
名
な
も
知
し
らないような
小鳥
ことり
がはいっていて、それがいい
声
ごえ
でないていました。
佐吉
さきち
は、
笛
ふえ
や、らっぱや、
汽車
きしゃ
や、そんなようなおもちゃなどはいらぬから、どうかして、その
小鳥
ことり
が一
羽
わ
ほしいものだと
思
おも
って、そのおじいさんの
後
あと
についていきました。いつまでも
後
あと
についてくるので、おじいさんは、
立
た
ち
止
ど
まって
振
ふ
り
向
む
きました。
「
坊
ぼう
は、そんなに
鳥
とり
がほしいのか。」といって、おじいさんは
笑
わら
いました。
佐吉
さきち
は、
目
め
を
輝
かがや
かして、
黙
だま
ってうなずきました。すると、おじいさんは、
肩
かた
からかごを
下
した
におろして、
腰
こし
からたばこ
入
い
れを
取
と
り、きせるを
抜
ぬ
いて、すぱすぱとたばこを
喫
す
いはじめました。
「
坊
ぼう
が、そんなにほしいなら、一
羽
わ
やろうかな。」と、おじいさんはいいました。
佐吉
さきち
の
小
ちい
さな
心臓
しんぞう
はふるえました。
耳
みみ
たぶがほてって
夢
ゆめ
ではないかと
思
おも
いました。おじいさんは、どれでもほしい
鳥
とり
をやるといいましたので、くびまわりの
赤
あか
い、かわいらしいうそがほしいと
答
こた
えました。
そのおじいさんは、ほんとうにいいおじいさんでありました。その
鳥
とり
をかごから
出
だ
して、
佐吉
さきち
にくれました。
佐吉
さきち
は、
天
てん
にも
飛
と
び
上
あ
がるような
気持
きも
ちで
家
うち
へ
持
も
って
帰
かえ
りました。そしてかごの
中
なか
に
入
い
れて、
大事
だいじ
に
飼
か
ったのであります。うそはすぐそのかごに
馴
な
れて、
毎日
まいにち
戸口
とぐち
の
柱
はしら
に
懸
か
けられて、そこでいい
声
こえ
を
出
だ
してさえずっていました。
佐吉
きもち
は、このうえなく、うそをかわいがりました。
佐吉
きもち
のお
母
かあ
さんは、やさしいお
母
かあ
さんでありましたが、ふとした
病気
びょうき
にかかりました。
佐吉
さきち
は、
夜昼
よるひる
しんせつにお
母
かあ
さんの
看病
かんびょう
をいたしました。けれど、お
母
かあ
さんの
病気
びょうき
は、いつなおるようすもなく、だんだん
悪
わる
くなるばかりでしたから、どんなに
佐吉
さきち
は
心配
しんぱい
したかしれません。しかし、そのかいもなく、お
母
かあ
さんは
死
し
んでしまわれました。
佐吉
さきち
は
悲
かな
しみました。しかもその
間
あいだ
に、うそに
餌
えさ
をやることを
忘
わす
れていましたので、あれほどまでにかわいがっていたうそまで、また、いつのまにか
死
し
んでしまいました。
お
母
かあ
さんに
別
わか
れ、うそが
死
し
んでからというものは、
佐吉
さきち
は、さびしい
日
ひ
を
送
おく
りました。お
父
とう
さんは、
正直
しょうじき
ないい
人
ひと
でしたけれど、なにしろ
家
いえ
が
貧
まず
しかったので、
佐吉
さきち
に、
思
おも
うように
勉強
べんきょう
をさせたり、
佐吉
さきち
の
欲
ほ
しいものを
買
か
ってくださることもできませんでした。お
父
とう
さんは
朝
あさ
、
仕事
しごと
に
出
で
て、
日
ひ
が
暮
く
れると
帰
かえ
ってきました。いままでは、
日
ひ
が
暮
く
れてからのお
使
つか
いは、たいていお
母
かあ
さんがしましたが、お
母
かあ
さんの
死後
しご
は、
佐吉
さきち
がしなければなりませんでした。
「
佐吉
さきち
や、お
酒
さけ
を
買
か
ってきてくれ。」と、お
父
とう
さんにいわれると、
佐吉
さきち
は
町
まち
まで
酒
さけ
を
買
か
いにいかなければなりませんでした。そして、まったく
夜
よる
になって、
床
とこ
の
中
なか
に
入
はい
りますと、いつも
高窓
たかまど
から一つ
星
ぼし
の
光
ひかり
がもれてさすのでありました。それを
見
み
つめていますと、それが
星
ほし
でなくて、やさしいおじいさんの
顔
かお
になって
目
め
に
映
うつ
るのでありました。その
顔
かお
が、
佐吉
さきち
にうそをくれたおじいさんの
顔
かお
のように
思
おも
われたのであります。
佐吉
さきち
は、
夜
よ
ごと、その
星
ほし
をながめて
空想
くうそう
にふけりました。そこで、そのうち
手足
てあし
の
寒
さむ
いのも
忘
わす
れて、いつしか
快
こころよ
い
眠
ねむ
りに
入
はい
るのがつねでありました。
ある
冬
ふゆ
の、
木枯
こが
らしの
吹
ふ
きすさむ
晩
ばん
のことでありました。
「
佐吉
さきち
や、お
酒
さけ
を
買
か
いにいってこい。」と、お
父
とう
さんはいいました。
佐吉
さきち
は、びんを
握
にぎ
って
出
で
かけました。
雪
ゆき
が、
凍
こお
っていました。
空
そら
は
青黒
あおぐろ
くさえて、
星
ほし
の
光
ひかり
が
飛
と
ぶように
輝
かがや
いていました。
雪路
ゆきみち
を
寒
さむ
さに
震
ふる
えながら
町
まち
までいって
酒
さけ
を
買
か
って、
佐吉
さきち
は、また、
路
みち
をもどってまいりました。
広
ひろ
い
野原
のはら
はしんとして、だれ
一人
ひとり
通
とお
るものもなかったのです。
黒
くろ
い
常磐木
ときわぎ
の
森
もり
が
向
む
こうに
黙
だま
って
浮
う
きでています。
風
かぜ
が
中空
なかぞら
をかすめて、
両方
りょうほう
の
耳
みみ
が
切
き
れるように
寒
さむ
かったのであります。
このとき、
不意
ふい
に
前
まえ
に
立
た
ちふさがったものがありました。
佐吉
さきち
は
驚
おどろ
いて
見上
みあ
げますと、おじいさんがにこにこ
笑
わら
っていました。
佐吉
さきち
は、なんとなく、
見覚
みおぼ
えのあるおじいさんのように
思
おも
いましたので、じっとその
顔
かお
を
見上
みあ
げていますと、
「あ、
寒
さむ
い、
寒
さむ
い。
酒
さけ
を
飲
の
ましておくれ。」と、おじいさんはいいました。
佐吉
さきち
は、びんを
隠
かく
すようにして、「これはお
父
とう
さんのところへ
持
も
っていかなければならぬのだから、おじいさんにあげることはできない。お
父
とう
さんが、
家
うち
で
待
ま
っているのだから。」と、
答
こた
えました。
「たまには、お
父
とう
さんは
我慢
がまん
するがいい。
今夜
こんや
は、あまり
寒
さむ
くて、
私
わたし
はとてもやりきれない。
毎晩
まいばん
、おまえの
安
やす
らかに
眠
ねむ
るように
見守
みまも
っているが、たまらなくなって
降
お
りてきたのだ。」と、おじいさんはいいました。
そういわれると、なるほど、
毎晩
まいばん
、
寝
ね
ていて
見
み
る
空
そら
のお
星
ほし
さまでありました。そして、はじめて
気
き
がつくと、おじいさんは、
頭
あたま
に三
角
かく
の
帽子
ぼうし
をかぶっていました。
佐吉
さきち
が、どうしたらいいものだろうと、あっけにとられていますと、おじいさんは、
彼
かれ
の
手
て
から
酒
さけ
びんを
奪
うば
って、トクトクとびんの
口
くち
から、
音
おと
をさせて
自分
じぶん
の
口
くち
に
酒
さけ
をうつして、さもうまそうにすっかり
飲
の
み
干
ほ
してしまいました。
「あ、これでやっといい
気持
きも
ちになった。もうどんなに
風
かぜ
が
吹
ふ
いても
寒
さむ
くない。」と、
独
ひと
り
言
ごと
をいいながら、
脊
せい
の
低
ひく
いおじいさんは、よちよちと
凍
こお
った
雪
ゆき
の
上
うえ
を
歩
ある
きはじめました。
佐吉
さきち
は、お
父
とう
さんにしかられはしないかと、
心配
しんぱい
しながら
家
いえ
に
帰
かえ
ってきました。そして、おじいさんに
酒
さけ
を
飲
の
まれてしまったことを、
父
ちち
に
話
はな
しますと、はたして、
父
ちち
は、
佐吉
さきち
をばかだといってしかりました。
「おまえは、きつねにだまされたのだろう。それでなければ、
転
ころ
んで
酒
さけ
をこぼしてしまったにちがいない。」と、
父
ちち
はいって、
佐吉
さきち
の
話
はなし
を
信
しん
じませんでした。
それからまもなく、
佐吉
さきち
は
床
とこ
の
中
なか
にはいりました。そして、いつものように
高窓
たかまど
の
破
やぶ
れから
空
そら
を
仰
あお
ぎますと、
不思議
ふしぎ
にも、ちょうど、三
角
かく
な
帽子
ぼうし
を
頭
あたま
にかぶったおじいさんが、よちよちと
転
ころ
びそうに、
大空
おおぞら
を
上
のぼ
ってゆくのでありました。
霜
しも
が
降
ふ
るかと
見
み
えて、
空
そら
は
光
ひか
っています。そして
星明
ほしあ
かりに
青黒
あおぐろ
いガラスのようにさえた
空
そら
は、すみからすみまでふき
清
きよ
められたごとく、
下界
げかい
の
黒
くろ
い
木立
こだち
の
影
かげ
も
映
うつ
るばかりでありました。
おじいさんは、一
寸
すん
法師
ぼうし
のように、だんだん
高
たか
く、
高
たか
く、
目
め
に
見
み
えないなわをたぐって
上
のぼ
りましたが、
酒
さけ
に
酔
よ
っていますので、
右
みぎ
に
転
ころ
げ、
左
ひだり
に
転
ころ
げそうにしていました。ふと、その
拍子
ひょうし
に
頭
あたま
に
載
の
せていた三
角
かく
の
帽子
ぼうし
がおっこちました。
帽子
ぼうし
は、きらきらと
小
ちい
さな
火
ひ
の
子
こ
のようにひらめいて
下
した
に
落
お
ちてきました。はっと
思
おも
って
佐吉
さきち
は、すぐに
床
とこ
から
起
お
き
上
あ
がろうとしましたが、また、
明日
あした
いってみようと
思
おも
いなおして、そのまま
眠
ねむ
ってしまったのであります。
夜
よ
が
明
あ
けてから、
佐吉
さきち
は、
父親
ちちおや
といっしょに、
昨夜
ゆうべ
おじいさんにあった
野原
のはら
へいってみました。すると、ちょうどおじいさんの
帽子
ぼうし
の
落
お
ちたあたりに、
銀色
ぎんいろ
に
光
ひか
った三
角
かく
の
小
ちい
さな
石
いし
が一つ、
真
ま
っ
白
しろ
な
雪
ゆき
の
上
うえ
に
落
お
ちていました。
「これは
珍
めずら
しい
石
いし
だ。」と、
父親
ちちおや
はいいました。
二人
ふたり
は、その
石
いし
を
拾
ひろ
って
家
いえ
に
帰
かえ
りましたが、しばらくたってから、その
石
いし
を、
大金
たいきん
を
出
だ
して
買
か
った
人
ひと
がありましたので、
貧乏
びんぼう
な
親子
おやこ
は、
急
きゅう
に
幸福
こうふく
な
生活
せいかつ
を
送
おく
ったということであります。
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