彫金師は、鏨(たがね)という工具を使って金属を彫る「彫金(ちょうきん)」の技術により、ジュエリーやアクセサリーなどの装飾品、仏具や家具、建築物などの飾り金具を製作する仕事です。
シルバーアクセサリーのアーティストやジュエリーデザイナーとして活躍する人もいます。
専門技術を要する仕事であることから、大学や専門学校などで工芸(とくに彫金)の技術を身につけるとよいでしょう。
ただし、就職先の選択肢は決して多くなく、彫金師のもとへ弟子入りしたり、宝石メーカーでジュエリー製作に携わったりする人が多いようです。
見習い中は月収10万円ほどからスタートすることも珍しくありません。
この仕事で一人前になるまでは長い時間がかかるため、十分な覚悟を持っておく必要があるといえます。