彫刻家は、粘土類、石材、木材、金属などあらゆる素材を彫り刻み、立体的な造形芸術を表現する仕事です。
「空間造形作家」や「立体アーティスト」と呼ばれることもあります。
多くの彫刻家は、芸術系、美術系の大学で彫刻を学んだうえで、作家として活動をスタートしています。
しかし、基本的には個人での活動となるため創作だけで生計を立てられる人はほんの一握りであり、学校の教師や博物館、美術館の学芸員、彫刻教室の講師などをしながら創作活動をする人が大半です。
とくに彫刻家は他の芸術家と比べても専業でやっていくのは厳しいといわれています。
実力とセンスが認められ、自治体や企業からのモニュメントやシンボルなど大口の仕事を依頼されるようになれば、安定して高収入を得ることができるでしょう。