「合格と決定|致《いた》しました」という速達の文面。また養成期間中の時間割、授業の内容など、すべて、こういった印刷物は、同期の新道乃里子さんから拝借したものです。天性、ものの整理の悪い私にとって、この頃の、こういったものを、きちんと、とっておいた新道さんは、本当に救世主のような、お友達です。また、「トットチャンネル」を書く前に、いろんな思い出を集って話して下さった里見京子さん、友部光子さん、新道乃里子さん、八木光生さんの皆《みな》さんにも、この場をお借りして、お礼を申し上げておきたいと思います。
そして、ストライキをしなかったことで、裏切ってしまった、第一次の養成で御一緒だった十一人の皆さま、お元気でいらっしゃるでしょうか? ストライキしなくて、御免《ごめん》なさいね。今でも私、本当に、気にしているんです。御免なさいね。