拝啓
新緑の候、皆様お変わりなくおすごしのことと存じます。このたび、18年間住みなれた北九州市より、京都の郊外にこしてまいりました。近くにはまだ田園風景も残っており、散歩には最適なところでございます。京都にご旅行のけいぐせつはどうぞお立ちよりくださいますよう。 敬具
5月6日
高橋 俊夫
山田 雅夫 様
問 1:この手紙はどんな手紙か。1 招待状 2 引っ越しのあいさつ状 3 お礼の手紙 4 旅行先からの手紙
私は自分の行動について、いかなる批評もしなかった。人の眼には、或いは、そうすることが行動を規制する、ただ一つの方法であるように見えたかも知れないのに、私にとっては、それも不要であった。いや、不要ではない。その暇もないほど、それは素早かった。気がついたときには、もう行動していた。
(宇野千代「行動することが生きることである」による)
問 2:「それ」とは、何のことか。1 批評 2 人の眼 3 規制 4 行動