日本人は生の野菜を料理として食べるようになったのは、第2次世界大戦後のことで、そんなに昔のことではない。長い間、日本人が食べてきた野菜料理といえば、煮たり焼いたりしたものや、あるいは漬物であった。日本が開国し、明治時代になってから、肉食の習慣とともにいろいろな種類の野菜が入ってきた。それでも、そのころのサラダはジャガイモをゆでてつぶしたものが主で、今とはずいぶん違っていたようだ。
問い「そのころ」というのはいつごろのことか。
1 肉食の習慣が入ってくる前 2 開国する前
3 第2次世界大戦後になってから 4 明治時代になってから