死体ははたしてだれのものか。
(1)自分のものだとしても、死んだあとでは、所有権を実際に自分で主張することはできない。法的には、そこはどうなっているのか。それを私は、じつは知らないのである。
職業柄、年中扱っている(2)「もの」の、所有権が不明である。そんなことで、よく仕事が勤まる。そう怒られそうだが、むろん常識的には、死体は遺族(注1)のものである。
(注1)遺族:死んだ人の家族や親類
(注1)遺族:死んだ人の家族や親類
問題 文中の(1)~(3)の問いに対する最も適当な答えはどれか。1,2,3,4から一つ選びなさい。
(1) 「自分」とはだれか。 1 死んだ人 2 死んだ人の親 3 死んだ人の子供 4 解剖する医者
(2) [もの」とは何か。 1 法律 2 権利 3 死体 4 職業