●代助(だいすけ)は嫂(あによめ)の肉薄(にくはく)を恐れた。また三千代の引力(いんりょく)を恐れた、避暑(ひしょ)にはまだ間(ま)があった。凡て(すべて)の娯楽(ごらく)には興味を失った。読書(どくしょ)をしても、自己の影を黒い文字の上に認めることが出来なくなった。
试译一:代助既害怕嫂嫂的逼迫,又害怕三千代的吸引。离避暑还有一段时间,他对所有的娱乐都失兴趣了。读起书来,从黑鸦鸦的文字里连自己的影子也找不到。
试译二:代助既害怕嫂嫂的逼迫,又害怕三千代的吸引。去避暑为时尚早,对一切娱乐活动又兴味索然。开卷读书,也不能在白纸黑字里发现自己的身影。
例5:
●わたしの父は大酒家の部類だったと思うのだが、酒の上のことだから勘弁(かんべん)しろ、ということを許さなかった。酒の上のことだから勘弁しない。酒中の失策を酒に押し付けては、第一、酒が可哀相だ、という理屈であった。
试译一:我想我父亲是酒鬼的一种,但因为是酒上的事,请原谅的事又不允许。因为是酒上的事,不原谅。如果把酒中的失策强加给酒,第一,酒太可怜了。就是这么一个理由。
试译二:我父亲算得上海量,不过,他并不同意“酒后生事,情有可原”的说法。正因为是酒后生事,才不能原谅。他认为把酒后失着归罪于酒,别的不说,酒真是太倒霉了。